AKBさしこに学べ~3,5秒のテクニック~
その共感・応援される謎を選挙コメントで徹底解剖
●共感・応援される秘訣を体現するこれ以上の教師はいない。たった1年で10人ごぼう抜きしたAKBさしこの総選挙コメントにその秘密が隠されている。
先日の第3回選抜総選挙で9位になった指原莉乃さんのコメントをとりあげてみてみましょう。
お礼をひとこと述べ、それに続けて以下のようにコメント。「一昨年の1回目は27位でした。去年は19位でした。そして今回9位という…まさかメディア選抜に入れるとは思っていなかったので、ほんとうにほんとうにうれしいです。あのぉ、指原はほんとうに自分に自信がありません。ダンスも下手だし、歌も下手だし、かわいくないし…。ほんとうにかわいくないですけど、誇れるものはいままでほんとうになにもなくて、でも4万5千もの投票をしてくれた皆さんがほんとうに誇りです。自分にこんなに応援してくれる人がいるとおもっていなかったので、ほんとうにいますごく幸せです。去年は3.5秒しかPVに映れなかったので、今年は1秒でも多く映りたいなとおもっております。これからもこんな私なんですけれども、応援よろしくお願いします!」
(指原莉乃 第3回AKB48選抜総選挙でのコメント)
(注:おおまかな内容です)
順位発表があった後にコメントする時間は数分です。わずかな時間の中で何を語るか。これが大事です。さっそく順を追ってみていきましょう。
■ 経緯(物語)で気持ちを伝える
「一昨年の1回目は27位でした。去年は19位でした。そして今回9位という…まさかメディア選抜に入れるとは思っていなかったので、ほんとうにほんとうにうれしいです。」
はじめに27位→19位→9位という流れを提示して、自身の歴史を順位によって聴衆に追体験させています。人は物語に感動しますから、経緯や歴史を意識させることで、それに続くコメントを劇的なものにできる可能性を高める効果が期待できます。
そもそも選抜総選挙でのコメントですから、順位を強調するのはその場とイベント内容にも合っていますね。
続けてメディア選抜(12位以内。優先的にテレビ・雑誌なのメディアに出演できる)に入れたことの確認と、それを強調してうれしい気持ちを伝えています。
経緯(歴史)があって結果(メディア選抜入り)がある。それはみなさんの応援のおかげであり、それがたいへんうれしいとまずは伝える。この冒頭部分は、新聞や雑誌などで例えるならば、リード(見出しの次におかれる、記事の内容を要約した文章や前文)としての役割も担っていますね。感謝の気持ちを伝えたいという願いをまずはストレートに表現しているわけです。
さぁ次の部分をみてみましょう。
■ まさかの発言で伝説に
~ファンの究極の夢をかなえる魔法のことば~
「指原はほんとうに自分に自信がありません。ダンスも下手だし、歌も下手だし、かわいくないし…。ほんとうにかわいくないですけど、誇れるものはいままでほんとうになにもなくて、でも4万5千もの投票をしてくれた皆さんがほんとうに誇りです。」
「指原は」ときり出しています。「私は」ではありません。会場にいる人たちは皆、彼女が指原という名前だというは知っているわけです。でもこのコメントはメディアに流れることはほぼ確実です。
当然のように、AKB48をほとんど知らない人が見るかもしれません。アイドルのイベントでアイドル自ら自分はかわいくないと言ってるとなれば、AKBにあまり興味がない人だって、おもわず「なんだ?」と画面に目をやるかもしれません。このとき画面に名前がテロップで出るとはかぎりません。「私は」とするよりも「指原は」とすることで印象を強めることできます。
また自分のことを名前で呼ぶというのは、若者やタレントにはありがちなことですので、さほど違和感はもたれず、むしろ指原莉乃というキャラにも合っていると感じてもらえるだけの活動をしてきた下地があるので、ここは「私は」ではなく「指原は」がハマっています。
さて「指原は」以下は一気に転調して、まさかの発言で注目を集めます。
それはアイドルなのに「かわいくないし」との自虐コメントです。かわいいからアイドルなわけです。なのに「かわいくないし」とアイドル指原莉乃を自ら否定するかのような発言をされたら、聴衆は「そんなことないよ」と声をかけたくなるでしょう。
「ダンスも下手だし、歌も下手だし、かわいくないし…。」自分をとことん下げたところで「誇れるものはいままでほんとうになにもなくて、でも4万5千もの投票をしてくれた皆さんがほんとうに誇りです。」と一気にファンを【特別な存在】へと高めます。
なにも持たなかった相手に、何かを与えることができたら? しかもそれによって、自分がその相手にとっての誇れる存在になれるとしたら?
ましてその相手が自分が応援する大好きな人だったら?
そんなことはめったにあるものではありませんよね。アイドルとは夢を売る商売。ファンの究極の夢をかなえる魔法のことばがあるとしたら、まさにこのことばです。
■ 常識を破り、常識を守る
魔法のことばを言えるのは「さしこ」というキャラがあってこそです。
かけっこが速い、学校の勉強が要領よく出来る、といったのと同じように、ルックスがいいのも才能のひとつです。そんな「かわいい才能」を自他共に認めるのがアイドル。
ところがそこを自ら否定して、だからこそ何事にもがんばってアイドル道(?)を突き進む。その姿がアイドルなのにヘタれキャラという個性となっているからこそ「かわいくないし」の自虐コメントが生きるのです。
個性を生かすため、かわいいが前提のアイドルの世界での常識を打ち破るだけの下地をしっかり作ってある。下地とはもちろん「ヘタれキャラ」です。
そして常識を破るのはあくまでアイドル世界においてであって、共感され、応援され、愛されるヒーロー(ヒロイン)としての基本はきっちりおさえています。
自身の個性というキャラを前提(下地を作り)にアイドルの常識を破り、愛されるヒーロー(ヒロイン)の常識をしっかり守っている。この見極めとバランス感覚が見事ですね。
■ 信頼を増す数字の扱い方
それから数字に注目しましょう。「4万5千もの投票をしてくれた皆さん」と言っています。ここで思いだしてください。コメントの冒頭では順位の経緯を具体的な数字で提示しましたね。
そして票数でも「4万5千もの」と具体的な数字を出しています。彼女に投票した人はその行為を改めて振り返り、その投票数の一部になれた実感を噛み締めたことでしょう。
具体的な数字を出すと信頼されやすくなります。他の候補者(メンバーたち)の得票数だってもちろんウソではありませんが、人は何事においても大雑把な情報よりも具体的な数字での情報のほうが信頼しやすい傾向がありますから、できるだけ具体的にするというのは基本テクニックでもあります。
さらに次のように続けます。
■ 心の奥にズシンと響かせる「ひとクッション挟む」技術
「自分にこんなに応援してくれる人がいるとおもっていなかったので、ほんとうにいますごく幸せです。」
この部分は「9位」「4万5千もの」という結果を、応援のおかげだと強調した直前のことばを受けてあらためてうれしい気持ちを表明して強調しています。「いま」で、ファンと同じ時間を共有できる幸せも伝えていますね。
人はだれかに感謝されたり、喜んでもらえたりすると、自分もうれしくなるもの。
だから、私(指原)はあなたのおかげでこんなに喜んでいます、ということを冒頭のリードに続けて、ここでもう一度強調しているわけです。
しかも先に伝えたリードに該当する部分では「ほんとうにほんとうにうれしいです。」と言っていたのが、今度は「いますごく幸せです。」と変化しています。
うれしい →(その結果)→ しあわせ
「○○だから△△だ」と言われれば、なるほど!と納得しやすいですよね。
この公式(?)をそのまま当てはめてみると「うれしいからしあわせ」となります。誰が聞いても素直にうなづける流れをつくっています。
ありがとうございます、と直接的に何度も言うよりも、「うれしいからしあわせ」という「流れ」をつくり、ひとクッション挟むことで観衆の心にズシンと響かせているのです。感情に関してもしっかり段階を経て感謝の気持ちを伝えていることがうかがえる部分です。
このように中盤から後半でもう一度ガッチリとうれしい気持ちと感謝を伝えることで、冒頭のリードとの相乗効果が生まれます。リード部分はいわば前フリの役割を担っていたのです。
続けてラスト部分は未来への抱負です。
■ 応援される「不完全さのテク」
「去年は3.5秒しかPVに映れなかったので、今年は1秒でも多く映りたいなとおもっております。これからもこんな私なんですけれども、応援よろしくお願いします!」
ここでもまずは経緯や歴史が語られていますね。「去年は3.5秒しかPVに映れなかったので、」がそれです。
過去を提示して、未来へ。いきなり抱負を語るのではなく、まずはちょっと助走をつけて、勢いをつける。それが「過去→未来」というわかりやすい時間軸を使ったテクニックです。
しかもここでも具体的な数字が使われています。「3.5秒しか」です。「3秒」ではありません。 「3.5秒」です。これがスゴいですね。
これは「不完全さのテクニック」です。
ウォルト・ディズニー・カンパニーが製作したアニメ映画に『101匹わんちゃん(One Hundred and One Dalmatians)』 という作品があります。
どんなにすばらしい内容の作品であっても、もしも「100匹わんちゃん」だったら、それほど印象には残らないでしょう。101匹だから、キリがわるくてなんとなく落ち着かなくてソワソワする。その不完全さが印象を強め、隙間をつくります。隙間とは、観客が物語に入り込む余地です。
隙間は大事です。なんでもひとりでできちゃう完全無欠のスーパーヒーローは人気者にはなれません。
スパイダーマンだって、弱さを持っている。自分(観客)と同じと思える弱さを見い出せるから、キャラを応援できるのです。応援するからヒーローとなるのです。
■ まだまだ発展途上なアイドル
~さらなる可能性の提示~
そして「3.5秒」の不完全さのテクニックには、印象を強めると同時に、指原莉乃というアイドルの特性が込められています。
先の「指原はほんとうに自分に自信がありません。ダンスも下手だし、歌も下手だし、かわいくないし…。」の発言にあるとおり、アイドルとして完全どころか、逆に不完全の極みといってもいいのが私(指原)だと自ら宣言していましたね。
その「アイドルとしての不完全さ」の象徴が「3.5秒」に集約されているわけです。キリのいい「3秒」ではなく、中途半端な「3.5秒」。そしてまだまだアイドルとして発展途上の自分。なにせ3.5秒しか映してもらっていないのですから。
■ 共感を得る究極の方法
~弱さとは親しみやすさ~
極めつけは「ほんとうに自分に自信がありません」です。自信満々の人よりも、自信はまだないけれども一生懸命がんばる人がいたらあなたならどうしたいですか?
しかも「自信がない」と弱さをさらけ出しています。これは共感を得る究極の方法のひとつです。
人は自分が思っているよりもはるかにプライドが高いもの。捨ててもいい、または捨てたほうがいいプライドでもなかなかそれを捨てられません。
いらぬプライドを捨てられる潔さ。こればかりは訓練ですぐにどうにかできるものではありません。器の大きさの問題だからです。
弱さとは、親しみやすさでもあります。ですから、相手の懐に「どーん」と飛び込んでいけるのは才能であり器です。
ちなみに、このあたりの弱さの見せ方がもう一歩だったかなと思えるのが前回の4位から8位になった板野友美さんです。既にソロデビューも果たし、単独CMその他もっともメディアへの露出が多いひとりである彼女は、既に立派にアイドルになった完成形としてファンに認識されたのかもしれません。
ほかにもトークの達人キャラでバラエティに欠かせない存在として単独オファーが多いにもかかわらず前回の14位から15位となった峯岸みなみさんもそうです。既に安定した人気を誇っており「タレントして完成した感」があるとファンにおもわれて、応援する気持ちが色濃く反映しやすい投票という行為にはおもいのほか結びつかなかったのかもしれません。
板野友美さんも峯岸みなみさんも、もちろんがんばっています。そんながんばっている中にあって指原莉乃さんは「自信がない」発言でしっかり「弱さ」という隙間を作りました。隙間があれば、ファンは共感できます。共感されれば応援されます。応援されたからこそ27位→19位→9位という結果に繋がったのです。
■ コメントの締め(終わり)は新たなはじまり
ほかにも「去年は3.5秒しか」の「しか」で、まだまだこれからがんばる気持ちをにじませ、いきなり多くを望むのではなく、これまでどおり地道に着実に「今年は1秒でも多く映りたいなとおもっております。」と抱負を語る。
最後に「これからもこんな私なんですけれども、応援よろしくお願いします!」とあくまで未来へつづく新たなはじまりを強調しています。
ラストを「ありがとうございました」で締めくくるメンバーがけっこういるなかで、あくまで未来志向を貫く姿勢に、聴衆はさらなる応援をしたくなることでしょう。
また、このコメント自体が先の不完全さの例にみるように、ただのお礼だけではなく指原莉乃というアイドルそのものを物語っていることからも「こんな私なんですけれども、」で自己紹介も兼ねていたことがうかがえます。つまり、ちゃんと考えたコメントだということです(おそらく)。
■ 夢が叶うワクワク感を抱かせる
さらに、ちょっとニクいテクニックも使っています。「去年は3.5秒しかPVに映れなかったので、今年は1秒でも多く映りたいなとおもっております。」は、希望のようでありながら、ほぼ100%実現可能な未来を予告することで、ファンと一緒に見た夢が実現するワクワク感を煽っています。
というのは今回は9位ですから、選抜メンバー(シングル曲を歌える21位以内)に前回に引き続いて入っており、さらにメディア選抜(12位以内)にも入ったので、PVに映る時間が大幅に増えることは99%間違いないわけです。
だれもが実現可能だと確信できる未来を提示する。それは「1秒でも多く」という謙虚さの他に、ファンが夢見た未来が現実となる快感をイメージさせるものでもあるのです。
推しメン(推しているメンバー)が指原莉乃さんでなかった人も、彼女を応援すれば応援しただけ夢見た未来が現実のものとなるとおもえれば応援したくなる。そんな心理をついてもいるともみてとれます。
■ 共感・応援される秘訣を体現するこれ以上の教師はいない
このように、すでにタレントとして人気があるアイドルであっても、わずかな時間でひとりでも多くの人の琴線に触れるよう努力しています。
AKB48のメンバーたちは、AKBでなければ、ふつう(?)にかわいい「街の女の子」だったかもしれません。
AKB48というきっかけを掴んだ彼女たちは、それから数年にわたり努力を重ねてきました。努力したからといって結果に結びつくとはかぎりませんが、たとえ才能があったとしても努力しないことには人気にはつながりません。
努力してきたアイドルたちの中にあっても指原莉乃さんは、とても特徴的で象徴的なアイドルです。
チヤホヤされるアイドルの時代はとうに過ぎたとはいえ、チヤホヤの「チ」の字も関係ないような、それとは対極の「ヘタれイジられキャラ」を前面に押し出してジワジワと人気を獲得してきました。
けっして正統派の美少女アイドル路線とはいえないけれども、前回(第2回)の選挙で19位ながらメンバーで唯一自分の冠番組『さしこのくせに』を持ち、お笑い芸人たちにヘタれ具合をビシバシとイジられつつ、ピン(単独)でテレビ番組に出演する機会が最も多いメンバーのひとりとして活躍してきた指原莉乃さん。
これまでにいなかった新たなアイドル像を提示した彼女は、共感され、応援されるとはどういうことかを身をもって証明してみせた逸材です。
■ 舞台で爪痕を残す
今回の例にみることができるように、結果を出したときの舞台ほどおいしいものはありません。
北野武監督は、海外の有名な賞の授賞式で壇上にあがる際にわざとコケて笑いを誘い逸話を作ろうとしたところ、ふつうにコケちゃっただけだと思われ笑いのひとつも起きなかったというこれまた逸話を披露したことがあります。
やっと上がれた! とホッとせずに気を引き締める。ほんとうの勝負は舞台に立ってから(または上がるとき)です。壇上で逸話を残せば、ずっと語り継がれます。
他には、あまりいい例ではありませんが映画『クローズド・ノート』 の舞台あいさつで「別に」発言で伝説となった、いわゆるエリカ様もそうですね。
いい例では、デトロイト・タイガースに入団時、記者会見に羽織袴姿で登場した野球選手の木田優夫さんは、周囲を見回してひと呼吸の間を開け、皆の注目を集めたところで「ロボコップはどこ?」「ロボコップに会えなくて残念」というようなジョークを飛ばして笑いをとったことが挙げられます。(デトロイドは映画『ロボコップ』 の舞台)
日本人からやってきた選手として壇上にあがり、一生懸命がんまります!と挨拶しただけでは印象が薄い。だからジョークのひとつも入れて強烈な印象を残したのですね。(木田選手は毎年のようにテレビ番組「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」に出演しています)
そして指原莉乃さんの「かわいくないし…」発言も、もちろんいい意味での伝説として語り継がれるでしょう。
逸材は壇上で逸話(爪痕)を残すのです。ほかメディア選抜入り以外のAKBメンバーで爪痕を残したのは、「フレッシュレモン」をやりきった市川美織さん(39位) 秋元氏に直談判した高柳明音さん(23位) 歯をマイクにぶつけるほど腰砕けておえつの横山由依さん(19位) 侍のように眼光鋭く抱負を語った松井珠理奈さん(14位)などですね。
■ さしこ9位はむしろ当然
ちなみに選抜総選挙後の当日、指原莉乃さんのブログにはこんな書き込みが……。
「最後に告白 自分で3票いれました。どーん」
(引用元 指原莉乃オフィシャルブログ「指原クオリティー」 http://amba.to/js7Sai)
このひとことによって、ニュースとして取り上げられていましたね。
ラストの「どーん」を入れられるかどうか。そこがスター性でしょうね。なるほど相手の懐に「どーん」と飛び込めるわけだ(笑)
いやはや選抜総選挙でのコメントといい、ブログの書き込みともいい、そうとうなキレ者(いい意味で)ですよ。おそろしいぐらいに。
もしもこれらをまったく無意識でやっているなら天才です。ある程度計算できていたとしても、これほどうまくはやろうとおもってもなかなかできるものではありません。努力と訓練と試行錯誤と継続の賜物です。
コメントその他を読めば、またその活動を見れば、さしこ9位はむしろ当然の結果ともいえます。
他のAKBメンバーもいいコメントをしていましたが、私が拝見したかぎりでは指原莉乃さんのコメントはズバ抜けていましたね。
「アイドルなんて」と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、共感を得る、応援される、魅力的な文を書いたり話したりする、といったことに関して、アイドルやタレントほどよい例を提示してくれるものはそうはありません。
ぜひ、まじめ~に楽しみながら芸能を堪能してみては?
きっとあなたの日々の文章や話し方にも変化が表れることでしょう。
(注:「さしこ」は指原莉乃さんの通称または愛称です)
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