オバマ大統領演説の舞台裏
アメリカ合衆国の第44代大統領に就任したオバマ大統領。
オバマ大統領は演説が上手といわれています。
聴衆の心に響く希望に溢れたメッセージと、わかりやすくて復唱しやすいフレーズ(「Change」「Yes, we can.」等)によるところが大きいといわれていますが、オバマ大統領が使う英語(米語)がどんな階層のアメリカ人にも聞きやすくてわかりやすいのも要因のひとつだそうです。
米国には演説用原稿を専門に書くスピーチライターという職業がありますが、それだけ聴衆にわかりやすい言葉を使って心を振るわせることを重要視しています。
オバマ大統領にもスピーチライターがいるそうで、大統領就任演説用の原稿は1980年代生まれの若いライターがワシントンのスターバックスで書いたそうです。
でっかいことをやろう! などと意気込んでいる人ほどそれなりの舞台がないとできないと言ってみたり、いざとなれば自分だってといいわけをしてみたりといったことはありがちですが、大統領就任演説の原稿でさえコーヒーショップで書けるのですから、いつかそれなりのところでと言い続けるよりも、いますぐそのへんで出来ることをはじめるほうがいいと教えられますね。
さて、たくさんの米国人がオバマ大統領の誕生を喜びました。氷点下の気温のなか野宿してまで大統領就任演説を聞きに集まったアメリカ国民の姿をみると、はたして日本の首相の就任にどれほどの日本国民が感動の涙を流しただろうかと考えてみると、違う意味の涙が出てきそうです。
様々な問題が山積みとはいえ、自国の新リーダーの誕生を心から祝える様子にちょっぴりいいなぁと思った人はひとりやふたりではないでしょう。
とはいえ懸念も。
不況その他で閉塞感が充満すると人々は強いリーダーを求める傾向があります。
強大な権力を持った、民衆に圧倒的に支持されたリーダーたちが、歴史上でどのような評価をされることが多いかを思うと、多くの国民に就任を祝福されたオバマ大統領のこれからの働きを、アメリカ国民のみならず世界の多くの人々がしっかりとみていかなければなりません。
アメリカ合衆国はほんとうに変革できるのか。
注目です。
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