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01/31/2009

東国原知事の「力」の出どころ


あるとき東京に来ていた東国原知事が皇居の近く(おそらく麹町あたり)をランニングしたていたときに偶然、ロケ中の女優で元妻のかとうかずこさんに遭遇しました。


ふたりともおもいがけない急な再会におどろき、二言三言ことばを交わしてその場で別れる様子がテレビで紹介されていました。


この再会はテレビ制作サイドが仕込んだものではなく、まったくの偶然だったそうです。


東国原知事のマラソン・ジョギング好きは有名で、時間をみつけてよく走っているとか。


皇居の周りは都心のランナーたちのジョギングやランニングの代表的なコースとして知られていますから、毎日のようにそこをランニングしていれば東国原知事をみかけるかもしれませんね。


宮崎県知事に就任してから2年。知事としてマニフェストの達成状況などを検証した早大マニフェスト研究所の事務局長は東国原知事を「総合評価は84点。したたかなマネジメント」と採点しました。


一部では厳しい意見もあるなか、ある県民アンケートでは支持率が91,8%だそうですから、すごい数字ですね。


お笑い芸人から政治家へ転向すると決めてそれを口にしたとき、おそらく多くの人が「なにをバカなことを言っているんだ」と相手にしなかったでしょう。


お笑い芸人として知名度は高くても、ゴールデンタイムに冠番組を持てるようなタレントではなく、不祥事もあって芸能活動を謹慎。さらに妻と離婚。そんな男の決意表明にほとんどの人が「政治家なんかになれるわけがない」と思ったことでしょう。


それでも彼はやりつづけ、宮崎県知事になりました。


継続は力なり。という言葉があります。


継続するのは大変という印象を抱くかもしれませんが、実はそれほど難しくはありません。


人はよっぽどのことがないかぎり、変化を好まないからです。


たとえ現状に満足していなくても、周囲に人々がそのままで良しと言うなならば、毎日の生活のリズムを崩したいとは思わないもの。


だから、現状のままでいるのは、実はそれほそ難しくはないのです。


ほんとうに難しいのは「やめる」ことです。


わかりやすく言えば、目の前に立ち塞がる現状という壁を打破することです。


「壁」を打破することに周囲のだれも賛成していないように思えても、「壁」そのものがそもそも存在しないとだれもが口をそろえたとしても、己の信念と決断に従って我が道を歩みつづけること。


そういう道を歩みつづける「継続」はたいへんな困難を伴いますが、必ず「力」となります。


そのまんま東がお笑いタレントを辞めて政治家になろうと決意して、その道を歩み始めたとき、周囲はなんといったでしょうか。


一番身近にいたはずの妻はどうしたでしょうか。


我が道を突き進む「継続」を遂行できる人間は、残念ながらひとにぎり、いや、ひとつまみです。


最近でこそ健康や環境に配慮するとして、ジョギングやマラソンだけでなくウォーキングもブームになり、それがカッコいいライフスタイルだといわれてもてはやされるようになりましたが、ひとむかし前までは「走っている」といえば、ちょっと変わり者みたいな目でみられることもあったでしょう。


いまではある人は健康のため、ある人はマラソン大会に出場するため、またある人は趣味でなど、人それぞれの理由と目的でジョギングやマラソンをします。


これらすべてに共通しているのは、だれかにそれをしなさいといわれてしているのではないことです。


なかには学校の体育の授業で走らされている人もいるかもしれませんが、継続して走りつづけるには、授業に関係なく自らの意思で決定し、それを実行し続けなくてはなりません。


だれからも強制されることなく、たとえ周囲の人間の賛同を得られなくても、己が決めた道を歩み、走りつづける。


そこに「継続は力なり」という言葉のほんとうの意味があるのではないでしょうか。


日本で生まれ育った多くの人は、特別に意識しなくても日本語を話したり書いたりできます。


しかしそれらがより多くの人々にとって魅力的で、簡潔でわかりやすいとは限りません。


自分で気をつけていろいろと配慮しなければ、文章技術を磨くことはできません。


ジョギングで例えれば、よほどの「メタボ」ちっくでなければ、ジョギングをしないからといってそれではダメとは、まず言われないでしょう。


それでも自分の考えと決断によってジョギングをはじめ、それを続けるならば、やがてそれがより良い生き方を引き寄せる力となるのです。


継続は力なり。


この意味を今一度じっくり、骨となり肉となるまで吟味してみてくだい。


あなたの人生を豊かにする「力」を得るきっかけになるに違いありません。

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01/30/2009

オバマ大統領演説の舞台裏

アメリカ合衆国の第44代大統領に就任したオバマ大統領。


オバマ大統領は演説が上手といわれています。


聴衆の心に響く希望に溢れたメッセージと、わかりやすくて復唱しやすいフレーズ(「Change」「Yes, we can.」等)によるところが大きいといわれていますが、オバマ大統領が使う英語(米語)がどんな階層のアメリカ人にも聞きやすくてわかりやすいのも要因のひとつだそうです。


米国には演説用原稿を専門に書くスピーチライターという職業がありますが、それだけ聴衆にわかりやすい言葉を使って心を振るわせることを重要視しています。


オバマ大統領にもスピーチライターがいるそうで、大統領就任演説用の原稿は1980年代生まれの若いライターがワシントンのスターバックスで書いたそうです。


でっかいことをやろう! などと意気込んでいる人ほどそれなりの舞台がないとできないと言ってみたり、いざとなれば自分だってといいわけをしてみたりといったことはありがちですが、大統領就任演説の原稿でさえコーヒーショップで書けるのですから、いつかそれなりのところでと言い続けるよりも、いますぐそのへんで出来ることをはじめるほうがいいと教えられますね。


さて、たくさんの米国人がオバマ大統領の誕生を喜びました。氷点下の気温のなか野宿してまで大統領就任演説を聞きに集まったアメリカ国民の姿をみると、はたして日本の首相の就任にどれほどの日本国民が感動の涙を流しただろうかと考えてみると、違う意味の涙が出てきそうです。


様々な問題が山積みとはいえ、自国の新リーダーの誕生を心から祝える様子にちょっぴりいいなぁと思った人はひとりやふたりではないでしょう。


とはいえ懸念も。


不況その他で閉塞感が充満すると人々は強いリーダーを求める傾向があります。


強大な権力を持った、民衆に圧倒的に支持されたリーダーたちが、歴史上でどのような評価をされることが多いかを思うと、多くの国民に就任を祝福されたオバマ大統領のこれからの働きを、アメリカ国民のみならず世界の多くの人々がしっかりとみていかなければなりません。


アメリカ合衆国はほんとうに変革できるのか。


注目です。


オバマ大統領の大統領就任演説集も発売されますヨ。

4902091658CD2枚付[完全保存版]オバマ大統領演説
コスモピア編集部
コスモピア 2009-01-31

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01/07/2009

映画「ベガスの恋に勝つルール(WHAT HAPPENS IN VEGAS)」

監督:トム・ヴォーン
アメリカ/2008年/99分

ストーリー(概要)
―――――――――――――――――――――
ラスベガスで出会い、酔って盛り上がった勢いで結婚したふたり。

翌朝、酔いがさめたふたりが結婚をなかったことにしようとした矢先、カジノで300万ドルを当てる。

ふたりは賞金をわが手に入れるためにその所有権を主張し合う。


主な登場人物の紹介
―――――――――――――――――――――
▽ジョイ
キャリアウーマン。ウォール街で働く。

△ジャック
父親が経営する工場を解雇された男。


コメント・レビュー(Comments・Review)(論評、批評、意見)
――――――――――――――――――――――
やんちゃ者のジャックは父親が経営する工場を解雇されちゃった。でもこれはかわいい子には旅をさせろみたいな親心から。

そうと知ってか知らずかジャックは親友の弁護士とラスベガスへGO!

ベガスで酔いつぶれイケイケフィーバー(死語?)しまくった勢いで出会ったばかりの見ず知らずの女と結婚。

相手は、フィアンセの誕生日にサプライズパーティを開くはずが、自分がみんなの前でフラれちゃうサプライズパーティになっちゃったので、気晴らしに女友達とラスベガスへやってきたジョイ。

翌朝冷静になったジャックとジョイは結婚をなかったことにしようと双方で合意するけど、その直後にスロットマシーンで300万ドルが大当たぁり~!

金の切れ目が縁切れ目の逆バージョンの「降って湧いた大金で縁ができた」ふたりは、300万ドルを差し押さえられて6ヶ月間の仮面夫婦生活がはじまります。

はじめはお金のために仕方なく表向きは仲のよい仮面夫婦を演じているんだけど、その実ふたりはいやがらせばかりをやり合っている。けれどやがてお互いに好きなり……。

そんなありがちな定番のラブストーリーなので、どういう人が観たら楽しめるかって考えてみると、やっぱり仮面夫婦役のアシュトン・カッチャーとキャメロン・ディアスのファン向けかなぁっておもう。

アシュトン・カッチャーは超イケメンなのに汚ったないアパートで気ままな独身生活を送っちゃってる。

アパートが汚くってもアシュトン・カッチャーがカッチョいいんで、ちっとも悲壮感がない。工場だって解雇された身だけど、おとんが会社社長だもん。次期社長の椅子は約束されたようなもの。解雇されたのだって、社会勉強のためと思って与えられた休暇みたいなもの。

一方のキャメロン・ディアスが演じるジョイはウォール街で働くキャリアウーマン。お金には困っていない。でもでも~金髪パープリンおバカキャラをやらせたら右に出る者なしといわれるコメディ女優キャメロン・ディアスがキャリアウーマンって設定だけで、ぜったいどっかでストレス発散しないとやっていけないでしょう! て思えちゃうよね。

その期待に応えてなのかな。フィアンセにフラれた彼女はラスベガスでバカ騒ぎ。

キャメロン・ディアスだったらラスベガスでヘベレケに酔っ払った勢いでほんとうに結婚しちゃうんじゃないかって思わせるところが監督の狙いかもね。

予想どおりのドタバタラブコメで安心して観れるから、ベガス行くヒマもお金もない代わりのちょっとした息抜きにはいい作品だと思うよ。


デート      △ お気楽でユルすぎるかも
フラッと     ○ たまたま観ちゃった、ぐらいが丁度いい
演出       △
キャラクター   ○ 主人公ふたりのファンなら
笑い       △
映像       △
ファミリー    -

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