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映画「銀色のシーズン」

監督:羽住英一郎
日本/2007年/108分

ホイチョイのスゴさをあらためて認識させる作品。牧場の魚もおだてりゃ雪山滑る!? 漠然とした題名で30点取り損ねてる。赤点突破の攻略法を活用しよう。挑戦する箇所や焦点がズレてるゾ。ひとりだけ光ってる田中麗奈さんはゴーグル必須のまぶしさ。でも、もっと輝けたハズ。もったいナイ。

ストーリー(概要)
―――――――――――――――――――――
スキー客が減った白馬・桃山町営スキー場で、雪山の何でも屋をやっている若い男3人。

好き放題やっている彼らは地元住民たちからは雪山のバカ3人組といわている。

町営スキー場再興のための雪山ウェディングのプロジェクト第1号として、3日後の結婚式の準備で桃山町営スキー場にやってきた花嫁の綾瀬七海は全くスキーができない。

そこで七海は銀にスキーレッスンをしてもらうことにする。


主な登場人物の紹介
―――――――――――――――――――――
△城山銀
雪山のなんでも屋。元モーグル全日本エース。

▽綾瀬七海
花嫁。三日後の雪山での結婚式のために、城山銀にスキーレッスンを頼む。

△小鳩祐次
城山銀の友人。元競技スキー選手。世界中の階段の手摺をスキーで滑ることが目標。

△神沼次郎
城山銀の友人。川をスキーで横断することが目標。


コメント・レビュー(Comments・Review)(論評、批評、意見)
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ホイチョイのスゴさをあらためて認識させる作品。牧場の魚もおだてりゃ雪山滑る!? 漠然とした題名で30点取り損ねてる。赤点突破の攻略法を活用しよう。挑戦する箇所や焦点がズレてるゾ。ひとりだけ光ってる田中麗奈さんはゴーグル必須のまぶしさ。でも、もっと輝けたハズ。もったいナイ。

■ アノ名作に挑戦?

「銀色のシーズン」のテーマは挑戦だそうです。

自然環境の厳しい雪山で撮影したり、10トントラック7000台分の雪で撮影用モーグルコースを設営したり、ハリウッドの空中移動撮影カメラを使った「スパイダーカム」クルーが日本映画に初参加したりしたのだとか。

でも、ほんとうの挑戦はこういったことではありません。

では何に挑戦したか。日本映画のアノ名作に挑戦したのです。


■ 題名を聞いただけでヤバイっス☆

「私をスキーに連れてって」

これは1987年公開の、ホイチョイ・プロダクションズ3部作の第1作でスキーブームの火付け役となった作品です。

題名を聞いただけで、ユーミン(松任谷由実)の「サーフ天国、スキー天国」「BLIZZARD」が頭の中に流れ、車の運転前には地面をさわり「凍ってるね」といわずにいられない。写真を撮るときは「とりあえず」と言ってシャッターをきる。久しぶりにスキー場に行ってゲレンデで友人とはぐれて携帯電話がつながらないと「だめだ、あいつら山向こうだよ」といってしまう。

遠距離恋愛をする決心をして告白のために新幹線や車に乗ったら「5時間かけてフラれに行くんじゃバカだよな」とつぶやかずにはいられない。

10代20代の皆様のなかには、私がなぁにを言っているのかサッパリわからん、という人もいらっしゃるでしょう。

でも、30オーバーの方々は、うんうんと頷いているのでは?

さて、数々の名セリフを残した「私をスキーに連れてって」の題名に注目しましょう。

はい、これから今日の大事なポイントをいいます。試験に出ますからしっかり聞いてくださいね(先生キャラ?)


■ 赤点突破の攻略法

情景がイメージしやすく、リアクションしやすい題名をつける。

はい、これだけ抑えればヒット確率3割増しは間違いなし!

試験でこれだけ書ければ30点もらえます。ほか3割30点分はしっかり自分で勉強してください。そうすれば我が校の赤点ライン60点は余裕を持って超えられます。

挑戦するっていうなら、せめて赤点突破を目指さないといけませんよ。みんなやればできる子なんだから、もらえるポイントはしっかりもらっておく。コレ大事です。


■ 30点ちゃっかりしっかりゲットしなきゃ!

「私をスキーに連れてって」

は~い☆喜んで☆

スキー行くならやっぱ4WDだよね。宿はゲレンデ前のプリンスホテルを予約しなきゃ。あと、防水カメラに無線機も用意してと。出発前はユーミンのカセットテープを車のカセットデッキにかけていざ出発!

ちなみに無線とは、ここではアマチュア無線のこと。免許が必要でほかに開局手続きも必要。電磁層に反射して電波を飛ばすため、地球の裏側とも交信できる。「私をスキーに連れてって」に登場したのはパーソナル無線だったのか、そのあたりはよくわかりません。

さらにちなみにカセットテープとは、MD、CDより以前に流行していたオーディオ用磁気記録テープ媒体の規格のの俗称のこと。

スキーに行くなら4WDで、泊まるならプリンスホテルっていうのは映画「わたしをスキーに連れてって」公開とヒットによってできた流行を通り越して、ひとつのお約束となりました。

映画の題名を聞いた(見た)だけで、情景がイメージしやすく、好きな女の子にそんなこと言われたら喜んで連れていってあげちゃうよ、とリアクションをとりやすい。

題名だけで3割30点をチャッカリシッカリ取っちゃってるのが、よぉ~くわかりますネ。


■ ある男女の会話

銀色のシーズンって知ってる?

未来人とか宇宙人とかの衣装やろ? 

それいうなら銀色の「ジーンズ」でしょ!

そうそう、ブルーでもブラックでもない、シルバーのGパンやろ?

Gパンって……。せめてジーンズっていってよ。できればデニムっていってほしいわ。

銀色のGパンを履くと超人になる変身ヒーロー作品なんやな。

違うよぉ。銀色のシーズン。つまり、一面雪景色のウィンターシーズンのこと。スキーやスノボができるシーズンのことよ。

あぁ、そなんや。で、その雪の季節がどないしたって?

えっと、ウィンターシーズンでお客が減った白馬の桃山町営スキー場がもう一度町を盛り上げようと雪山ウェディングを企画して、それでそのスキー場にはバカやってる男3人組がいてさ、そのうちふたりは元競技スキー選手なんだけど、そこに結婚3日前の花嫁がきて……。

「フラガール」みたいな地元復興の感動ドラマなんやな。

違うよぉ。あ、でもそうともいえるかな。でも、主人公たちが華麗なスキーテクニックをみせてくれるのよ。

スポーツ競技アクションなんやな。

違うよぅ。あ、でもそうともいえるかな。でも、結婚前のヒロインが登場するのよ。

結婚前の花嫁に手ぇ出したらアカンやろ。不倫予備軍養成所なんやな。

違うよぅ。あ、でも結果的にそうなるかな。でも、そこにはちょっとした仕掛けというかサプライズがあるのよ。

略奪愛のドロドロ不倫ものなんやな。

だぁかぁらぁ。違うってば! 銀くんがさ、瑛太くんがカッコいいんだってば。

あぁ~いったい何やねん。そんなことより腹減ったわ。なんか食いにいこか。


■ 漠然としている

「銀色のシーズン」という題名からはこんな男女の会話がイメージできますが、それはまさのこの作品のわかりづらさを表しています。

早い話が漠然としているんですね。地域復興感動ドラマなのか、スポ根アクションなのか、恋愛ドラマなのか。題名からイメージできるのは、冬とか雪ぐらいのもの。もしかしたら奇抜なGパンをイメージしてしまうかも。

「私をスキーに連れてって」という題名からは、冬の雪山ゲレンデが主な舞台で、そこに女の子が登場して、おそらく男性にスキーに連れてってといってるぐらいだから、ふたりの関係はいいカンジなんじゃないのぉ~、とイメージが広がります。

スキー場を舞台とした恋愛物語だというのがスグにピンときますね。

題名だけで3割30点チャッカリシッカリ稼いでいるというのは、こういう意味なのです。


■ 必要なリアル

SF作品だって、ひとつのウソをつくために他は徹底してリアルにするもの。

都合良すぎでも、それが恋愛モノなら観客も大目にみてくれます。

でもね。砲台かっ! っていう装置で巨大花火ロケットを撃って雪崩起こしたり(そもそも勝手に雪崩起こしちゃアカンやろ)、悪天候で雪山に取り残された白いロングコートを着た七海を、上空からパラグライダーで降りてきた銀がピンポイントで見つけたり……。せめて、一生懸命に七海を探すシーンをいくつか入れてほしいナ。

探しても探してもみつからない。でも、ちょっとしたキッカケで偶然に七海がみつかった! そんな些細な偶然なら観客だって大歓迎です。

それなのに、悪天候のなか雪山で白いコートを着て横たわる七海を上空からイキナリみつけて降りてくるって。手抜き通り越してこれヤバイっしょ(わるい意味で)。


■ バカさ加減がむずかしい

銀をはじめとする雪山の3人組は、スキー場のレストハウスの屋根をスキー板で滑ったり、パラグライダーで上空から大量の「なんでも屋」のビラを配ったり、道路の上空をスキーで飛んで走行中の車に急ブレーキかけさせたり、町中の手摺をスキー板で滑ったり、滑走禁止コースの看板をスキー板で蹴り飛ばして(当たっちゃっただけ?)滑ったり、スキー場で金持ちそうな人をターゲットに当り屋をしたりと、やんちゃの域を通り越してもはや悪質な犯罪行為を繰り返しています。

そんな銀たちならず者たちを、町民たち(時代劇みたいな呼び方だにゃ?)は大目にみています。その理由は町の人々と銀との両方にある「甘え」に基づくものでした。

そのあたりの話をすると長くなりますのでやめておきますが、同じバカをするにも加減というものが必要です。

「私をスキーに連れてって」では、若者たちのグループの皆はいわゆるサラリーマンです。医者もいますが、ほとんどが会社などに勤めている人たちで、冬に休みがあればすぐにスキーに行っちゃうスキーバカ(ほめ言葉)です。

ゲレンデではトレイン走行(最近みないね)したり、多少スピードを出して滑ったりしてるぐらいなもの。唯一といっていいルール破りは、春まで滑走禁止で夜もダメな志賀万座ルートにやむをえない(と思える)事情で突入したこと。
ほかに車でスキー場をカッ飛ばして走行するイケナイシーンもちょいとありますが、基本的に緊急事態(物語におけるヤマ場)でなければ、皆スキー場のルールや人間としてのルールを守って雪山で楽しんでいる若者たちでありました。

観客としても、なんかいいネ、と思えるやんちゃぶり。それを青春といいます。

しか~し「銀色のシーズン」の銀くんたちの好き勝手し放題の有様は、青春ちゃいますもん。それに、銀たちのバカやってる理由が「甘え」って……気持ちはわからないでもありませんが、チョット主人公を応援しずらいデスね。


■ 無理やり青春か

世界中の階段の手摺をスキーで滑るぞ。川をスキーで横断するぞ。

どちらも無意味っていえばそのとおり。でもそもそもスキーだってゴンドラやリフトで上へ行って滑って降りてきて、またゴンドラやリフトに乗ってまた滑って降りてきて……の繰り返し。

無意味の範疇でいえば、同じようなものです。

無意味こそ人生。無意味こそ青春。

そこで青春の象徴の、仲間とワイワイ騒ぐシーンがあります。

金儲けのために温泉を掘り当てようと雪の地面に鍬みたいのを入れたら液体が頭上高く吹き上がります。

わぁー! わぁー! やったぁ掘り当てたぁ! とシャワーを浴びるようにずぶ濡れになって喜び合う男たち。でも待って。冷てぇぞ。これって水じゃん(出た東京・横浜弁?)

――無理やり青春。……寒っ。風邪ひくぞぃ。

観客は、かぁなぁり置いてきぼりをくらいます。


■ 挑戦する箇所や焦点がズレてる!?

監督は「LIMIT OF LOVE 海猿」でヒットを飛ばし、その勢いにのって今度は山猿だぁ! と意気込んで、名作「私をスキーに連れてって」に挑戦したのでしょう。

結果は「銀色のシーズン」を見てもらえれば一目瞭然です。

ヒットして資金が増えてズレちゃたんですね。なにがズレたかというと、挑戦するためにやるべきことの焦点がズレちゃったんです。きっと。

自然環境の厳しい雪山で撮影というのは、雪山を舞台にした作品ですからそういうものです。

熱帯雨林のジャングルを舞台にした作品だったら、暑いジャングルで撮影といわれればそういうものです。

だから場所は気候は別にしても、10トントラック7000台分の雪で撮影用モーグルコースを設営したり、ハリウッドの空中移動撮影カメラを使った「スパイダーカム」クルーが日本映画に初参加したりというのは、金をかけたというのであって、挑戦ではありません。

挑戦というのは、名作「私をスキーに連れてって」を研究して物語をしっかりつくることです。フィクションの割合とリアルさの割合を検証する。観客に納得してもらえるような登場人物の内的葛藤を絵(画)で表現し、それを克服するプロットをつくる。物語展開のテンポを調整し、粋な演出を施す等々。ほかにもやることはいっぱいあります。

ピクサーは作品をつくるのに、その多くをキャラクターづくりとストーリーの検証に費やすといいます。

名作に挑戦するには、そういった物語づくりに精を出さなければなりません。お金を費やすのは、物語づくりの結果として必要だということで、それを挑戦とはいいません。

挑戦したといえるレベルにあるかないかは「銀色のシーズン」を観た観客が判断することですが、タカは作品を観て、挑戦する箇所や焦点がズレていると思いました。

ちなみに同じ監督作の「海猿 ウミザル」はなかなかよかったです。それもそのはず、原作漫画がすばらしいからですね。

そのすばらしい原作漫画があったにもかかわらず同じ監督作「LIMIT OF LOVE 海猿」をコントにしてしまったのはスゴい!(皮肉ですヨ)。

それでも「海猿ブランド」のおかげで「LIMIT OF LOVE 海猿」はかなりヒットしました。

じゃぁ今度はオリジナルストーリーでやってやろうじゃないの。やるならあの名作に挑戦しておもいっきりぶつけてやろうよ。

――で、ぶつかってどうなったかは、観てのおたのしみ。

牧場の魚もおだてりゃ雪山滑る!?


■ 最大にして唯一(といっていい)のすばらしいみどころ

田中麗奈さんを観にいく。そのためだけにあってもいいと思える作品です。

もしも綾瀬七海役が他の女優だったら。いったい何を期待して観にいけばいいのかわからなくなってしまうでしょう。
3日後に結婚式をひかえた花嫁役の田中麗奈さんの出番が多いのがいいですね。

温泉入浴シーンがある(ナヌッ!)。雪山に映える白いコート姿がある。もちろんスキーウェア姿もある。彼女がスクリーンに映っただけで画面が華やかになり、深みも出る。

そんな魅力的な女優さんだからこそ、もしも物語がもっとしっかりしていたら? もしもヒロイン田中麗奈バージョンの「私をスキーに連れてって」があったら? もしも彼女が水着にきがえたら?(笑)と考えると、もっともっと魅力的な作品にできたであろうに。田中麗奈さんをせっかくキャスティングしたのに、もったいナイ。

そもそも七海は、かなり不安定な精神状態にあった超お騒がせなキャラクターとも受け止められられかねない設定になっています。

きれいでかわいい人じゃなかったら、現実ならいくら事情が事情でもブーブー非難ゴーゴーですよ。そんな中途半場な役どころになってしまったのも、俳優の魅力を活かせない力量の表れなのでしょう。

けれど、そんなの関係ねぇとばかりに田中麗奈さんは魅力的でしたけどネ。

ちなみに田中麗奈さんの魅力を堪能できるのがコチラ。どちらもオススメです。

「夕凪の街 桜の国」作品レビュー

「暗いところで待ち合わせ」作品レビュー


■ その他

普通に観れば、そこそこ楽しめる作品です。

欲をいえば、雪山が舞台とはいえ要所で雪山をはずしてくるテクニックやセンスがほしいですね。

「私をスキーに連れてって」のセットアップはたしか会社のオフィス。隠れるようにスキー板を持って出勤する主人公が現れるところだったように思います(違ったかな?)。ほかにもスキー場ではないシーンが挟み込まれていました。

あえて雪山以外のシーンを入れれば、ゲレンデの雰囲気を際立たせて、ストーリー展開にもメリハリを出せます。空間的な奥行きも出せます。

そんな技術やセンスが「銀色のシーズン」には見当たらない。

「銀色のシーズン」の狙いや、やりたいことはなんとなく伝わってきます。

スノボじゃなくてあえてスキーっていうのも、意気込みを感じます。

でも、元競技スキー選手の小鳩祐次のエピソードも知りきれトンボだし、銀と七海の心の交流を描くシーンも停滞気味だし。

記憶に残るシーンやセリフや音楽(曲)がないんですよね。

こうしたい、ああしたいという気持ちはあるんでしょうけれど、それが空回りしている印象を受けました。

お金のかけ方はオトナレベルでも、物語のつくり方は映画研究会の習作ガクセイレベルですね。

また辛口になってるぅ。

それもしかたないか。あの名作に挑戦しようっていうんだから。ハードルは当然高くなりますヨ。

もしか、あの名作に挑戦する気はまったくなかったらチンプンカンプンなレビューになってしまいますが、スノボじゃなくてスキーをメインにした雪山青春モノとくれば、あの名作を思い出さずにはいらませんよね。

「私をスキーに連れてって」をもう一度観たくなったちゃったナ。指で作ったピストルでバーン! で優(原田知世)の気持ちを表現する演出。ニクイですねぇ。実生活でもされてみたいですなぁ。

ホイチョイ・プロダクションズがなぜ映画作品を立て続けに量産しないのか。なぜなら、良作をつくろうと思ったら、ストーリーづくりにある程度の時間がかかるからです。

ホイチョイのスゴさをあらためて認識させられました。


〈ホイチョイ関連作品〉

▼「私をスキーに連れてって」

▼「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」作品レビュー
題名だけで60点超えてるヨ!


デート      × 彼氏が田中麗奈に夢中になってしまう(>_<)
フラっと     × 物足りない
脚本勉強    ○ よい教材に。名作と比較しよう。
脚本       × 
演出       × 
キャラクター   × パンチがほしい
映像       △ 
お涙       △ 
笑い       △ 
ファミリー    × 
アクション    △
挑戦       × 挑戦箇所がズレてる
田中麗奈ファン ○ もっと活かせるハズ

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