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ブレイブストーリー(BRAVE STORY)

監督:千明孝一
日本/2006年/111分
原作:宮部みゆき「ブレイブ・ストーリー」

奇しくもタイトルがすべてを表してる。借り物競争をやめ【勇気をもって研究して】ストーリーから作りこんでほしい。さらに奇しくもピクサー短編映画「ワンマンバンド」のストリートミュージシャンを地でいっちゃったのは愛嬌というしかない……。

ストーリー(概要)
―――――――――――――――――――――
小学生のワタルは両親の離婚による父親の家出と母親の自殺未遂で自分の運命を変えるため、転校生ミツルとの出会いで知った運命を変える世界への扉を開けて旅立つ。


主な登場人物の紹介
―――――――――――――――――――――
△ワタル
少年。小学校五年生。

△ミツル(芦川美鶴)
少年。転校生。

▽カッツ
町の保安官。

△キ・キーマ
運送業者(?)

▽ミーナ
サーカス団員。空中ブランコ担当。


コメント・レビュー(Comments・Review)(論評、批評、意見)
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奇しくもタイトルがすべてを表してる。借り物競争をやめ【勇気をもって研究して】ストーリーから作りこんでほしい。さらに奇しくもピクサー短編映画「ワンマンバンド」のストリートミュージシャンを地でいっちゃったのは愛嬌というしかない……。

■ どなた向け?

たぶんお子様向けなのかな。宮部みゆきの同名小説は未読だけど、たぶん原作はもう少し大人向けなのかもしれないね。

イマドキのお子様にかぎらずだけど、子供の目を侮ってはいけましぇん。

ほら「機動戦士ガンダム」だって、単純な勧善懲悪ロボットアニメだったらあんなにファンはできなかったハズ。細かい内容はたとえよくわかなかったって、お子様にだって他とは何かが違うゾって雰囲気は敏感に感じ取れるんだよね。

ロールプレイングゲームみたいな。

人間じゃないキャラクターを登場させるみたいな。

剣と魔法の世界で冒険させるみたいな。

「~みたいな」ってばかり言ってないでちゃんとしゃべれぇ。と叱られちゃうかもしれないね。でもね「~みたいな」というのがピッタリなんだ。

子供にゃぁこんなかんじでどぅスか? みたいな……さてさて、この作品はいったいどういった層(誰)に向けて作ったのやら。

私は他のアニメ系作品と比較するという楽しみがあるから観たけれど、そうでなかったらいったいどんな層が観にいけばいいのか悩むような作品だね。


■ 子どもは敏感

小学生の主人公ワタルくんは父親が家を出ることを知って愕然とするんだ。まるでさっきまで晴天だったのに、突然に天から槍が降ってきたみたいにビックリしちゃう。

両親と一緒に住んでいる少年がいくらなんでも寝耳にミミズ、いや寝耳に水みたいに驚いてしまうなんて。そんなに鈍感な子はイマドキなかなかいないよぉ。

それでいて父親の家出の理由というのがとってつけたようなものなんだ。

住んでいる集合住宅の外観や内装や学校への道などはとてもリアルなのに、そこで生活している人たちの内面がどうにもステレオタイプ(固定的・画一的)なんだね。

なんだかワタルくんがひとり漫才で延々とスベリ続けているみたいで、ちょっと気の毒になってきちゃう。


■「がんばってたで賞」もあやうい

日本のアニメといえば、すぐに思いつくのはスタジオジブリと日本テレビ。仮にこれらを富士山としましょ。

富士山越えを狙いたいのはGONZOとフジテレビ。「フジテレビ」っていうぐらいだら「富士」山は越えたいもの。

フジテレビは東映アニメーションとのアニメ「ワンピース」でのヒットはあるものの、世界的な有名作があるスタジオジブリ/日本テレビの富士山をぜひとも越えたい。

そこで「青の6号」「最終兵器彼女」「銀色の髪のアギト」をはじめ多数のアニメ作品で有名なGONZOとともに、夏の一押しアニメに!と投入した作品。それが「ブレイブストーリー」なのだ。

富士山越えをしたい。だから一生懸命作りました。がんばりました。

でもね、がんばる方向がちょっと違うんでなぃの?


■ 原作ありきってどうなの?

スタジオジブリのいくつかの作品にも原作があるから、じゃぁウチもそれに負けないようにというので大御所・宮部みゆきさんの小説を、ということになったのかな。

原作は読んでないのでなんともいえないけど、すくなくとも原作から脚本を作ったわけでしょ。エンドロールによると脚本担当はたしか2人(ちがってたらごめんなさい)。

一概に人数の問題じゃないけれど、ストーリー担当がわずか2人。

はやい話が、ひとりの大作家先生におんぶにだっこってかんじだね。

日本では作家さんに頼りすぎ。小説がおもしろいのは、それが小説だから。小説を映像作品にする場合は、映像専門のチームでしっかり映像に向くように脚本からじっくり作らなきゃ。そうしないと、小説までつまらないと思われてしまうかもしれないんよ。

そもそも、いつまでも原作に頼ってちゃ富士山越えは難しいよ。


■ 富士山越えても……

たとえ富士山を越えても、海外にはもぉ~とたかぁ~い山があるのだ! その山の名は……ディズニー/ピクサー。

ピクサーの作品づくりの期間は通常4年。そのうち半分の2年間をストーリーとキャラクターづくりに費やすという。はじめにストーリーを組み立てるんだ。

どこかからストーリーを借りてくるんじゃないんよ。「はじめにストーリーを組み立てる」のさ。

そしてCGの技術力の高さと優秀な人材がいるピクサーが、必然性のあるCGの使い方をしてるっていうんだから、こりゃあもういまの装備じゃぁ登山道入り口で帰らせられちゃいますぞ。

必然性のあるCGの使い方ってどんなの? はこちら↓

「カーズ」レビューの【CGとスピードのマッチングの良さ】


■ 剣と魔法の世界にもお約束を!

たとえばSFの世界はなんでもアリだからこそ、制約をきっちりつくるのだ。

人はなんでもアリの世界では不安で落ちつかないから。

たとえば剣と魔法の世界だけど、体力ゲージと魔法ゲージがいっぱいにならないかぎり普通の人と変わらないとか、そういったお約束事がないと、なにが起こってもアリになってしまって、まるでいつまでも陸地がみえないままパラシュートで風まかせに延々と流されていくかのようで不安が大きくなって楽しむどころではなくなってしまうのだ。

有名傑作漫画「ベルセルク」の主人公ガッツはモンスターみたいなものと闘いつづけているけど、特殊能力があるわけじゃぁない生身の人間だ。人間ばなれはしてるけど、人間なのだ。この設定だけで「ベルセルク」が傑作といわえる所以の一部がわかるよね。


■ ツッコむのもめんどいわ~

「ブレイブストーリー」には、いろんなアニメやゲームを彷彿とさせるところが多々あるんだ。でもひとつひとつツッコんむ楽しさという種類のちりばめ方じゃぁない。

あえてどんな作品の真似っ子に見えるのかというと、ドラゴンボール、スターウォーズ、ドラゴンクエスト……等々。

なんだかツッコむのがめんどうというよりも、はずかしくなるんよね^^;


■ 研究ではなく寄せ集め

いろんなアニメやゲームを研究してヒット作を作ろうとしたんだけど……。という言い方をするのはやさしい、イイヒトなんだろうけど、ズバリいっちゃうね!

研究したんじゃなくて寄せ集めたの。

研究っていうは、この場合でいうと、過去のいろんな作品の特徴をいっぱい調べて書き出して、それをグループに分けたり並べ替えたりして整理する。そこから傾向や法則を導き出して、それについて考えたり意見を出し合ったりしてどうしてヒットしたかを明らかにすることなんだ。

でも、今作でやったのはたぶん……いろんな作品の特徴を寄せ集めてみました……みたいな(笑)

そもそも研究する目的のひとつは、隙間をみつけること。他がやっていないことがないかと探すこと。それがこれから作ろうとしている作品の特徴になるんだからさ。


■ ヒットがほしくてたまらない

フジテレビジョンのヒットメーカーといわれるプロデューサー亀山千広さん。ドラマ『ロングバケーション』『ビーチボーイズ』『踊る大捜査線』で手腕を発揮して、映画でもヒットを飛ばしたい。実際に映画でも『踊る大捜査線 THE MOVIE』シリーズ』『スウィングガールズ』とヒット作や話題作をおくり出しているんだ。

とにかくヒットがほしい。これはだれだってそうだろうけど、特に劇場アニメ-ション作品においては日本テレビに差をつけられているフジテレビとしては、なんとしてもヒット作がほしい。

でも、いちからストーリーを練ってじっくりとはしていられない。すぐにほしい。じゃぁ大御所作家先生の原作とアニメで有名なスタジオでいっちゃいましょう! てな雰囲気がするんよね。

日本のアニメーションは世界でも注目度が高いのだからもったいないよ。

アニメでほんとうにちゃんとしたヒット作・話題作・みんなが楽しめる作品を作りたいなら、即席の借り物競争みたいな真似は避けたほうがよかった。

ストーリー担当チームをつくって、じっくり腰を据えてオリジナルストーリーづくりをしなきゃ、とてもじゃないけどピクサーの背中さえも見れないよ。


■ ワンマンバンドに出演してる?

そんな「ブレイブストーリー」の様子は、ピクサーの短編映画「ワンマンバンド」のストリートミュージシャンであるベースとトレブルが少女が持つ一枚のコインを得るために繰り広げる演奏合戦を彷彿とさせてくれるんだ。

ベースとトレブルは結局、たった一枚のコインさえも手に入れることができなかったね。

それと「ワンマンバンド」にはセリフがないんだ。顔の表情と身振り手振りと音楽だけで表現している。映像のもつ特質をよぉ~く研究してわかっているからこそできることだね。

一方「ブレイブストーリー」はクライマックスでしっかりと作品のメッセージを語っている。小説ではなく映画なのだから、映像でじわぁ~と伝わるようにがんばってほしかったな。

役者(キャラクタ)にしゃべらせればいいのだったら、それこそ小説のほうが向いているのだから。

「ワンマンバンド(One Man Band)」作品レビュー


■ たか子の顔が浮かぶ

声優に有名俳優が名を連ねてて、主人公ワタル役は松たか子さん。少年役に女性の声優さんというのはけっして珍しくないけれど、どうしても「ワタル」じゃなくて「たか子」の顔が浮かんじゃうのだ。

アニメーションは特にキャラクターが大事。ワタルだけどたか子というのでイメージが安定しないのがいまいちキャラクターに入りこめない原因だね。

アニメーション作品では宣伝のため声優に有名タレントを起用するのがあたりまえになっているけれど、それって裏を返せば作品に自信がないからと受けとめられもする。

日本は声優文化(?)があるのだから、そういった土壌のベテランや才能豊かな声優さんを起用して、脇役のひとりに実は話題のタレントが! というぐらいがちょうどいい。

今作でいうと、キ・キーマ役に大泉洋さんぐらいにしておけばバランスがGOOD。そうできなかったのは、ほかがみんな有名タレントを起用してるからうちも、という理由なのだろうね。そういった流されやすい体質を匂わすのは、作品の質をも観客予備軍にある程度予測させちゃうことになるのにね。


■ ひとこと

今回は久しぶりに辛口になっちゃった。

でもね、なにかコメントするというのは少なくとも関心があるから。ノーコメントというのが一番ヒドいから。

宮部みゆきさんの本はいくつか読んだことがるよ(「ブレイブストーリー」は未読だけど)。
有名な作品で「クロスファイヤー」。読者にページをめくらせるのがとても上手な作家さんだと思った。そして実際に巧い。でも映画版も観たけど、こちらは矢田亜希子ちゃんが出ているだけの作品で、小説の良さを感じられなかった。

やはり、小説と映画は違うというあたりまえのところからはじめなければならんぞぉ。

映画「ブレイブストーリー」を観るかぎり、原作作家宮部さんはゲームが好きなのかな。好きだとしたらそれが邪魔をしている。好きだということは、自分が世界に入りきってしまう可能性がある。冷静に物語を構築することが難しくなるんだね。

仮にこれがひとりではなくチームでストーリーを作っていると、だれかがストーリーに熱く入り込んでも、だれかは冷静に分析・判断することがきる。ところがひとりだと「時間をあける」というぐらいしか冷静な目でみるチャンスがないんだ。
好きこそが及ぼすウィークポイントが目立ってしまったのかも。

なんだかんだいいつつ小説「ブレイブストーリー」は未読なのでなんともいえないけどね。

さて映画「ブレイブストーリー」だけど、お金はそこそあるのだろうから、じっくりとストーリーづくりかたはじめてほしい。そのときはもちろん私も力になるよ(笑)

観客不在という意味では、観客に「無礼」(ブ)な物語ともいえなくもない。

いやいや、タイトルは奇しくも「ブレイブストーリー(BRAVE STORY)」だったね。

ぜひ、借り物競争をやめ、勇気をもって研究してストーリーから作りこんでいってほしい。

さぁまずはキミ【が】勇者になることからはじめよう☆ 

……キミってだれ?(笑)

俳優ファン  - 有名タレントの声がきければOKなら
ファミリー   △ 最近の子どもの目は肥えてるから……。
デート    × 
フラっと   ×
脚本勉強  △ 反面教師としてならマル
演出     - 
笑い     × パロディでもないし笑えない
リアル    - 日本CG・アニメ界を表している意味ではリアル?
謎解き    - 
人間ドラマ - ありがち
社会     △ 町の様子はなかなかリアル 
CG      △ もっと活躍できる場所があるのでは? 使い方の問題。

4043611110 ブレイブ・ストーリー (上)
宮部 みゆき
角 川書店 2006-05-23

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Comments

こんばんは。
弊ブログへのトラックバック、ありがとうございました。
こちらからもコメントとトラックバックのお返しを失礼致します。

この作品が持つ主題は良いと思うのですが、それまでの物語展開がスムーズに感じられなかったので、伝わり難い面があるのではないかと思っています。

また遊びに来させて頂きます。
ではまた。

Posted by: たろ | 07/28/2006 00:03

Having read this I thought it was extremely informative. I appreciate you taking the time and energy to put this information together. I once again find myself personally spending way too much time both reading and posting comments. But so what, it was still worth it!

Posted by: รับจำนำ iphone | 06/19/2015 10:49

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