「わかりやすさ」と「ヒット」の関係
ヒット商品番付表を手に、じっくり目を通してみたことがありますか?
へぇ~、今年はこんな商品がヒットしたんだねぇ。あ、こんな商品もそういえばどこかで見たことがあるなぁ。
たいていの人はそう思うぐらいです。
でも、ある人はじっくり見て、調べて、考えて「うんうん」「なるほど」などとたまに言います。
そんな彼(彼女)はヒット番付表をどう見ているのでしょうか?
実は、ヒット番付表から「しくみ」と「方法」を学びとっているのです。
どうしてあの商品がヒットたのかと、まずは生活者の意識とニーズを想像してみます。
これは聞き手が「知りたい」と感じるニーズを計る訓練になります。
次にその「ニーズ」を充たすにはどうすればいいのか? という「方法」を探ります。
これは聞き手に「どのように提供(話せば)すれば聞いてもらえるか」という訓練になります。
つまり、ヒット商品番付をじっくり見て、調べて、考えることは、言い換えれば「わかりやすくする」ということなのです。
他人が「へぇ~そうなんだぁ」で終わらせるところを、もう一歩も二歩も踏み込んで、なぜ? どうして? どうなっている? どうやって? と考えてみるのです。
ここが、他人と差がつくポイントです。
自分が興味ないものが大ヒットしているときこそチャンスです。
自分ではない「他人」がなにを求め、どう提供されるとそれに呼応するのか?
これを考えてみることはつまり「他者」を意識することです。
他者を意識して、想像力を働かす。
聞き手がどんな人かを意識して、どのように話せばより良く理解してもらえるか。
ヒット商品について考えることは、わかりやすくするにはどうするかを考えることと基本は同じです。
さて、もう手に入れましたか?
手に入れただけでまだ読んでいないですって?
ぜひ、目を通すことをオススメします。
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