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11/18/2005

「イメージ」を操るプロとは?

今回は「イメージ」のお話です。

人にイメージを浮かばせるプロをご存知ですか?
テレビによく出ているあの人もそういったプロです。

たとえば、

関根勤さん(ラビー)

島田伸介さん

劇団ひとりさん

これらの方々は、イメージのプロフェッショナルです。

関根勤さんはモノマネで有名ですが、実は対象を絶妙に「たとえ」るプロです。そして「たとえることができるのでモノマネができる」のです。

島田伸介さんは、反射神経と頭の回転がものすごく「キレて」います。対象や物事をサッと認識して違った角度(視点)で言い換えます。それを聞いた人の頭の中にある種のイメージを一瞬で浮かばせることができます。

聞き手はそのイメージと、従来からもっていた自分や世間一般のイメージとのギャップを感じます。このギャップに「笑い」が生まれます。

島田伸介さんは「笑い」のギャップをつくりだす反射神経と、そのためのイメージを、どういった角度と組み合わせで作ればもっとも効果的かという計算がものすごく早いのです。それは「笑いの反射神経」ともいえるでしょう。

劇団ひとりさんは、世界を構築することができます。自分のつくりあげた想像(妄想ともいいます)の世界を、他人と共有することができる技を持っています。

自分だけが楽しめる、自分だけの世界というのはみんな持っていますが、それを他人と共有できるかどうかが、普通の人とイメージの達人との違いです。

劇団ひとりさんはイメージの達人です。自分の想像力で築き上げた世界へ、あっとう間に観客を惹き込んでしまいます。

わずか数分のネタ披露の時間内の、はじめの早いうちに、自分が構築した世界に観客をひき込めるので、劇団ひとりさんは他の若手芸人さんとは明らかに違います。

他の芸人さんは「勢い」や「言い方(発音・ボディランゲージ)」に多くを頼っています。これらは「メイン」をサポートする「脇役」です。


「メイン」とは、その芸人さんだけの「世界」です。もちろん、劇団ひとりさんも「世界」に観客をひきこむための「脇役」を使います。ですが「脇役」はあくまで「脇役」として使っています。なぜなら「メイン」をしっかり持っているからです。

自分の世界を作れて、そこに観客をひこめる。

これは、自分の伝えたいこと(自分の世界)に、聞き手をひき込める、と言い換えることができます。

では、なぜ聞き手(観客)はひき込まれるのでしょうか?

なぜなら、話し手が繰り広げる「世界」が、聞き手(観客)の頭の中にイメージできるからです。

人は想像することができます。

文字だけ書かれた本の物語の世界にどっぷりつかれるのも、想像力があるからです。

聞き手の想像力を刺激して、イメージを抱かせる。

その達人技をもっているのは、一部のお笑い芸人さんです。

「お笑い芸人に学ぶ、わかりやすくする7つの方法」

いま、そんなタイトルがふと浮かびました(笑)

そうそう先日、新作レポートをつくりました。


大ヒットにはワケがある! 
『NANA』大ヒットの秘密を解き明かす特別緊急レポート!

「『NANA』と『下妻物語』(+「R2-D2」)に共通する大ヒットの秘密とは?」


こちらもどうですか?

ピクサーのヒット作に秘められた「わかりやすくする」エッセンスを抽出したレポート
「『ファインディング・ニモ』が教えてくれる、わかりやすくする7つの方法」


今回の「お笑い芸人とわかりやすさ」もそうですが、お笑いや映画やドラマや漫画には「わかりやすくする」ヒントや「コミュニケーションを豊かにする」ヒントがたくさんつまっています。

作品の楽しみ方のひとつは、こうしたヒントをみつけて、自分に合うものを選択して試してみることです。

このような作業を「自分磨き」なんて呼ぶ方もいます。

「映画を観ながらあなたを内面から美人にする方法」

あ、またレポートのタイトルが思い浮かびました(笑)

こんなかんじのレポートをちょっと読んでみたいと思った方は、
とりあえずこちら↓のレポートを読んでみましょう。

「『NANA』と『下妻物語』(+「R2-D2」)に共通する大ヒットの秘密とは?」


ただ映画を観るだけでなく、映画から学べる「自分磨き」の方法をみつける目を養う訓練になることでしょう。


あ~おもしろかった。の先にあなたは何をみつけるか。それが他人と差がつくポイントなのです。


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