« 人気者になるには?―「となりのサインフェルド」― | Main | 映画で学ぶ、わかりやすくする方法 »

シン・シティ(SIN CITY)

監督:ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー
特別監督:クエンティン・タランティーノ
アメリカ/2005年/124分 
原作:フランク・ミラー『SIN CITY』

原作の世界観を損なわないためという意味のある特殊映像を施した、悪の中でこそ光る善を描く作品。コミックの映画化の手法としては斬新で、映像によって世界観を描く際のひとつの答えを見事に披露している。「愛、情熱、忠誠、栄誉」の描き方という名の周波数がかすりもしない人には全く受け入れがたく、一般的に不快に感じる描写や演出が多く含まれている。

ストーリー(概要)
―――――――――――――――――――――
〈エピソード1〉
仮出所中のマーヴが高級娼婦の美女ゴールディと一夜を共にする。翌朝、愛をくれたゴールディは殺害され、濡れ衣を着せられたマーヴは真犯人を見つけ出そうとするうちに、巨大な悪の中心部に迫っていく。

〈エピソード2〉
ドワイトは恋人につきまとうジャッキー・ボーイを追い払う。ジャッキー・ボーイたちは娼婦たちの自治区のオールドタウンに行き、トラブルを起こして娼婦たちに殺される。これが原因でオールド・タウンは窮地に陥り、ドワイトは娼婦たちのために一人立ち上がる。

〈エピソード3〉
老刑事ハーティガンは引退の日に、誘拐された少女ナンシーを救出するが、犯人が街の権力者の息子だったために相棒にも裏切られ、瀕死の重傷を負わされ、濡れ衣を着せられてしまう。8年後、出所したハーティガンは再びナンシーに危機が迫っていると感じ、彼女を守ろうとする。


主な登場人物の紹介
―――――――――――――――――――――
△ハーティガン
 老刑事。

△マーヴ
 仮出所中の男。

△ドワイト
 娼婦たちを守る男

△ナンシー
 ストリッパー。幼い頃にハーティガンに救われる。

△ジャッキー・ボーイ
 娼婦たちの自治区オールド・タウンにトラブルをもたらす男

△ケビン
 殺し屋

△ザ・マン
 女を狙う殺人者

△シェリー
 ウェイトレス

△ゲイル
 娼婦。娼婦たちの自治区オールド・タウンのボス

△ロアーク・ジュニア
 悪臭を放つ悪人。街の権力者の息子。

△マヌート
 ギャングの用心棒。オールド・タウンをおびやかす。

△ゴールディ/ウェンディ
 ゴールディは高級娼婦。ウェンディはゴールディの姉妹

△ミホ
 娼婦街の剣士。


コメント・レビュー(Comments・Review)(論評、批評、意見)
―――――――――――――――――――――
原作の世界観を損なわないためという意味のある特殊映像を施した、悪の中でこそ光る善を描く作品。コミックの映画化の手法としては斬新で、映像によって世界観を描く際のひとつの答えを見事に披露している。「愛、情熱、忠誠、栄誉」の描き方という名の周波数がかすりもしない人には全く受け入れがたく、一般的に不快に感じる描写や演出が多く含まれている。

■ コミック(漫画)原作を映像化するということ

コミックを映像化する際のポイントのひとつに背景をどうするか、というのがある。
コミックには風景カットがあるが、登場人物たちの会話のカットでは、背景がまったく描かれていないことがある。コミックを実写で映像化すると、たとえ登場人物をアップで撮ったとしても背景が映り込んでしまう。

この点について「シン・シティ」と「タッチ」を見比べてみよう。
2作品を見比べると、コミックの世界観を損なわないために、映像化においても背景に気を配るという目的は同じでも、手法が違えばこれほど違いが出るものかと関心する。


■ 背景をセットで埋めるか、CGで作るか。

映画版「タッチ」では朝倉家の喫茶店から両家の共同出資で建てた子供部屋にいたるまで、原作とそっくりにセットを作って撮影しているのがわかる。そのため映画では、原作では背景が描かれていない会話シーンでも、必然的に背景が映り込んでいる。
すると、原作に忠実にしようとすればするほど、原作では描かれない部分(背景)が映り込んでしまい、原作の雰囲気とのギャップが生まれてしまうという現象が起きる。
「タッチ」作品レビュー 

ちなみに映画版「NANA」は実写でありながら、原作の世界観を細部にいたるまで忠実に描こうと徹底している様子がスクリーンから滲み出ている。もちろんNANAの原作者が実際の風景(調布の川沿いの建物、実在の店、井の頭公園を源泉とする川沿いの道〈?〉)を元に漫画を描いているであろうことから、そのとおりの場所で撮影すればそれはそのまま原作の世界となりやすいというのはあるだろう。
たとえそうであっても「NANA」はコミック読者のイメージどおりの映像を作ることに成功している。成功の要因は、つくる側の作品への思い入れや情熱が本物であるという点に尽きる。
「NANA」作品レビュー 

「シン・シティ」はアリカンコミックの革命児といわれるフランク・ミラーの最高傑作と評されるグラフィック・ノベルズの映画化である。もともとフランク・ミラーが映画化の話を聞いたとき、彼は映画化を受け入れる気は全くなかったという。しかし監督のロバート・ロドリゲスは原作の世界観を損なうことなく映像化できることを知ってもらうために作品のオープニングシーンを先に撮影したという。それを観たミラーは映画化を受け入れただけでなく、なんと共同監督までしているのだ。

このいきさつからも、映画「シン・シティ」がいかに原作の世界観を損なわない映像世界を構築しているかがおわかりいただけただろう。原作者の太鼓判もあり、さらに本人も監督している作品なのだから。

背景を含めた映像はCG処理され、コミックそのままに全く背景が映り込んでいないシーンもある。それがかえって忠実に原作の世界観を映像化しているといえよう。


■ 悪の中でこそ光る善

ここに白いライオンがいるとしよう。かなり珍しい。なぜならたいていのライオンは白色ではないからだ。もしライオンというものは白いものだ、という通説・常識になっていれば、ここに白いライオンがいても珍しくはない。(ジャングルや動物園以外にいれば珍しいが)

ほかのほとんどのライオンは白くないけど、ここにいるライオンは白いんだよ。ということだからこそ、ライオンが「白い」ということがより一層強調されるのだ。

では、Aとは何かを定義する方法のひとつに、他の物と比べる、というのがある。Aではない他の物――できればAとは正反対の物Bがいい。Bと対比することでAの特徴が浮き彫りになるからだ。

「シン・シティ」においてもこの手法が使われている。つまり、善を描くために道徳・宗教上の罪悪=sinに溢れた街を舞台にしているのだ。

旧約聖書のソドムとゴモラは、そこに10人の良き人がいれば天からの火で滅ぼされることはなかった。悪に染まったソドムとゴモラにおいて、正しき人・ロトの救出の様子は旧約聖書の中でも有名な箇所だ。滅ぼされる街から逃げる途中に振り返ったために塩の柱になったロトの妻。そして塩分が非常に高いことで有名な「死海」の近くにあったとされるソドムとゴモラ。

はたしてシン・シティには善なる者が何人いるのか。罪との対比で描かれる善の姿とは?


■ タランティーノのギャラは1ドル

特別監督のクエンティン・タランティーノがワンシーン撮影している。そのギャラはなんと1ドル。これはたらンティーノが監督した「キル・ビルVol.2」の音楽をロドリゲスが作曲した報酬が1ドルだったからだという。
ちなみにタランティーノが監督したのは、ドワイトとジャッキーが車に乗っているシーンだ。タランティーノらしい色(カラー)が出ているのですぐにわかるだろう。


■ 周波数がかすりもしない人には全く受け入れがたい作品

「愛、情熱、忠誠、栄誉」の描き方という名の周波数がかすりもしない人には、はじまり10分程で映画館を出たくなるだろう。たいていの普通の人は、観終わった直後は気持ちいいものではなく、どちらかというと「ツラい」だろう。

映画に「ほんわかのほほん」や「当たり障りのない癒し」を求める人には全く合わない作品だ。

新しいもの、刺激的なもの、映画における主題のさまざまな描き方を見てみたいという方には向いている。

繰り返しになるが、周波数が合わない観客には耳障りで不快な雑音としか感じられないリスクを背負った作品だ。よってファミリー向けではなく、一般的なデート向きでもない。はじめてのデートで観るような作品でもない。


∇無料レポート
大ヒットにはワケがある! 『NANA』大ヒットの秘密を解き明かす特別緊急レポート!
「『NANA』と『下妻物語』(+「R2-D2」)に共通する大ヒットの秘密とは?」

ピクサーのヒット作に秘められた「わかりやすくする」エッセンスを抽出したレポート
「『ファインディング・ニモ』が教えてくれる、わかりやすくする7つの方法」


人気blogランキングに参加しています。人気の映画ブログがわかります。
ここまで読んでくれてありがとう☆
Click,thank you ⇒ 人気blogランキングへ


« 人気者になるには?―「となりのサインフェルド」― | Main | 映画で学ぶ、わかりやすくする方法 »

Comments

TBありがとうございます☆
わかりやすいですね(^.^)
ワタシはツボでした♪
デートには、ホント向きません!(o^^o)

Posted by: mig | 10/08/2005 22:22

はじめまして♪
TBありがとうございました。
「タッチ」や「NANA」も引用しての説明、とても分かりやすく読ませて頂きました。
「ツラい」と感じる人も多いと思われる作品ですが、レビューを書いていらっしゃるような方たちにはおおむね好評のような気がします。

Posted by: ミチ | 10/11/2005 20:03

>migさん
コメントありがとうございます。
はじめてのデートでこの作品を観る勇気ある若者を求む!(笑)
ツボにはまると続編あるそうですのですぐにでも観たくなりますネ。

>ミチさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、レビューを書くのはあの世界観の魅力に惹かれたからこそなのかもしれないですネ。大友氏の「AKIRA」実写版ってまだなかったと思うのですが「シン・シティ」以上のマネーと技術と人材が集まれば観てみたいですね。でも大友氏は「スチームボーイ」ですでに過去の人なのかな…。

Posted by: わかスト@管理人たか | 10/11/2005 20:17

Aの中にB、普通のライオンの中に白いライオン、悪の中に善。
そして、『シン・シティ』の中に『タッチ』と『NANA』。
なるほど、この記事は、映画の手法と同じ構造なんですね。感服致しました。
さらに、掃き溜めにジェシカ・アルバちゃん、ってのも加えといて下さい。

そういえば、背景もそうですが、映画の中で普通の通行人や一般人の描写も排されてて、それがそのまま、普通や一般の観客への警告になってるのかもしれませんね。

てなわけで、TBありがとうございました。

Posted by: にら | 10/12/2005 00:03

>にらさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
映画の手法と同じ構造・・・指摘いただいてはじめて気がつきました!
そういえば通行人も映ってなかったですね。
にらさんの視点はとても勉強になります。記事も読ませていただきました。ニック・スタールはターミネータ3でこの方が成長したジョン・コナーって!そんなご冗談を。と思いつつかなりコミカルなパート3を観たのですが、シン・シティでの役柄のほうが脂がのっているようでしたね。ジェシカ・アルバもファンタスティック・フォーのほうが色気あったように思います。
今後ともよろしくです☆

Posted by: わかスト@管理人たか | 10/12/2005 21:34

TBありがとうございました!
読ませていただいたのですが、箇条書きで分かりやすく書かれている作品解説には脱帽ですね!!
そして、一人でも多くの方がこの作品を好きでいてくれて、嬉しい限りです★
ランキング的に、先週より更に下降気味なのが気になりますが、この作品を分かる味な人に見てもらいたいものです!(笑)

Posted by: けい | 10/13/2005 06:12

TBありがとうございました。
こちらからもさせて頂きました!

やっぱり、人によって好き嫌いがハッキリ、本当にハッキリと別れますよね!
というのも、自分は大ハマりだったのですが、一緒に観に行った彼女が完全に引いていたので・・・・。

Posted by: ひら | 10/13/2005 17:55

>けいさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
ランキング下降気味…口コミでは評判になっているようですが、一般ウケはしずらいようですね。「パルプフィクション」当時ぐらいのタンティーノ作品が好きか嫌いかではっきり観客層が分かれたかのように「シン・シティ」が気に入った人は続編も楽しみですね。ブログをみてまわると、まさにこの「味」を味わえる人が日本にもたくさんいるってことは確かなようです。


>ひらさん
コメントありがとうございます。
予備知識といか予備覚悟(?)なしで観ると一般的にはかなり引きますよね。デートでご覧になったとは…スゴいです! でも鑑賞後にお互い感じたことを話し合えるのでそれもいいですよネ。


Posted by: わかスト@管理人たか | 10/13/2005 22:12

We're a gaggle of volunteers and starting a new scheme in our community. Your web site provided us with useful information to work on. You've done an impressive process and our whole group will likely be thankful to you.

Posted by: best dating sites | 01/14/2015 21:16

Hmm it looks like your site ate my first comment (it was super long) so I guess I'll just sum it up what I wrote and say, I'm thoroughly enjoying your blog. I too am an aspiring blog writer but I'm still new to everything. Do you have any recommendations for rookie blog writers? I'd certainly appreciate it.

Posted by: best dating sites | 01/19/2015 18:04

It's actually a cool and helpful piece of info. I am glad that you just shared this useful info with us. Please keep us informed like this. Thanks for sharing.

Posted by: best dating sites | 01/25/2015 13:10

I constantly spent my half an hour to read this weblog's articles or reviews everyday along with a cup of coffee.

Posted by: match.com | 02/10/2015 01:56

This blog was... how do you say it? Relevant!! Finally I've found something that helped me. Thanks!

Posted by: %anchor_text% | 02/20/2015 11:22

Your style is really unique compared to other folks I've read stuff from. I appreciate you for posting when you've got the opportunity, Guess I will just bookmark this site.

Posted by: match.com | 04/07/2015 13:27

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference シン・シティ(SIN CITY):

» 『シン・シティ』 [ラムの大通り]
----この映画、いつも試写室が超満員なんだって? 確か一度行ったらダメだったって、暑い中、ふうふう言ってたよね。 どこがそんなに人気があるの? 「まず出演者の顔ぶれがスゴい。 ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン、 ジェシカ・アルパ、ベニチオ・デル・トロ、イライジャ・ウッド、 ジョシュ・ハートネット、ブリタニー・マーフィ。 渋いところでニック・スター... [Read More]

Tracked on 10/08/2005 21:36

» シン・シティ/SIN SITY [我想一個人映画美的女人blog]
ついにきた〜!この秋のワタシの大本命{/atten/}  試写にて。 タランティーノやロドリゲスの映画を「残酷で痛くて観てられない!」という人には、全く不向きの映画だ!そういう人は終わったあと、「は??」とか「・・・{/namida/}」となってしまうかも。 そしてもちろんこの二人の作品を愛する人には、最高の映画 {/hearts_red/}(多分、80%くらいは←根拠はない) ロバートロドリゲス(『�... [Read More]

Tracked on 10/08/2005 22:23

» 「シン・シティ」 [ぽんた日記]
すごいよ!この映画。 なんだか強烈で、手にしていたカーディガンが床に落ちたのにもきづかず ただ夢中になって見ました。 何がすごいかっていうと。。。 何だったのかな? モノクロ映像の中で、ところどころ色がついて 意味が分からないものの、印象的な映像になっていました。 この手法は「ベルリン天使の詩」でも使っていたような。。。 (ベルリンの方も、何でところどころカラーだったのか、 �... [Read More]

Tracked on 10/08/2005 22:40

» シン・シティ [Akira's VOICE]
いぶし銀のクライムドラマ。 アウトロー総出演。 面白かった! [Read More]

Tracked on 10/09/2005 17:25

» 輝きのある白とスーパーデフォルメ[ シン・シティ/Sin City ] [アロハ坊主の日がな一日]
この映画も吉祥寺で観る。ちょっと早めに入ってがやる ことないので小説でも読んでいると、待ち時間にサント ラが流れている。アップテンポでのってしまう。思わず、 足と手で不自然なリズムを刻んでいた。観る前から、気 分は“心優しきモンスター”ミッキー・ロークだ。 この映画は、欲望や暴力など人間のダーク部分が集まった “罪深き街”「Sin City」で繰り広げられる武骨で一途な 三人の男たちの物語である。 ... [Read More]

Tracked on 10/11/2005 00:42

» 映画館「シン・シティ」 [☆ 163の映画の感想 ☆]
面白かった!カッコよかった!!また観たい! 殺しのシーンでは結構グロイシーンがあるので苦手な人はダメかも!アメコミ映画大好き!カッコいいの大好き!!な私には、かなりはまれる映画でした!白黒の全体に一部分だけのカラーが本当に印象的でした。 ブルース・ウ...... [Read More]

Tracked on 10/11/2005 17:40

» 映画「シン・シティ」 [ミチの雑記帳]
映画館にて「シン・シティ」 ★★★☆☆ アメコミ界の人気者フランク・ミラー原作の「シン・シティ」の映画化。 見終わって第一声・・・・疲れたーー(笑) モノクロームの映像に口紅や血の赤色が差し挟まれるのがとても印象的。 さらに雪や雨が降り続く画面は「シン・シティ」のややこしさを際だたせる。 「シン・シティ」はひたすら暗く、無法者やならず者、ややこしい女たちしか住んでいないようだ。 まるでアメコミそ�... [Read More]

Tracked on 10/11/2005 19:34

» シン・シティ SIN CITY [travelyuu とらべるゆうめも MEMO]
アニメの映画化らしい・・・・ 普通の人には お勧めできません こんな映画を本当に良いと思い観ている人がいるのでしょうか? ブルースウィルス ミッキーローク ジェシカアルバ クライブオーエン イライジャウッド 等‥ 凄い俳優が名をつなれてますが 中身はドロドロ殺戮の世界 暴力しか無い映画です なんとなくキルビルを思い出しましたが やはり あの悪名高きクエンティン・タランティーノが 特別監督してたらしい(暴力推奨監督) この映画は私には荷が重かった  爽快感が決して残らない嫌な映画でした... [Read More]

Tracked on 10/11/2005 19:59

» シン・シティ [ネタバレ映画館]
 髪の毛フサフサのブルース・ウィリス。彼が68歳になるというのに、別れた妻には子供ができる。若い嫁さんだったのね・・・  全編モノクロをベースにパートカラーを加えた映画。トレイラーやカンヌレポートなどによって、ヴェールはかなり剥がされていたが、大スクリーンで観るとやはり迫力に圧倒される。原作者でもあるフランク・ミラーとロドリゲスの作品に対する夢と情熱が上手い具合に絡み合って、人気俳優たちも自然と集まって�... [Read More]

Tracked on 10/11/2005 20:18

» シン・シティ [arudenteな米]
音が出る劇画 シン・シティ(SIN CITY) http://video.movies.go.com/sincity/ http://www.sincity.jp/index2.html(日本語サイト) アメコミ原作と書くと最近の流れでヒーロー物と勘違いする人がいるかもしれない。 「劇画」とか「ハードボイルド」に分類される方面なので向かない人にはまったく向かないかも。 タイトルの「シン・シティ」の「シン(SIN=罪)」の通り暴力と退廃、あらゆ... [Read More]

Tracked on 10/11/2005 22:57

» 『シン・シティ』 [ねこのひたい〜絵日記室]
『シン・シティ』の「シン」は、罪の「SIN」で、瘠せてる「THIN」でもなく、市町村合併でできた『新・シティ』でもないので、パート2は『続・シティ』でもなければ『続・新シティ』にもなりませんので『悪名』ファンの期待に添えず申し訳ありません。 ... [Read More]

Tracked on 10/11/2005 23:25

» 「シン・シティ」 [試写会帰りに]
Frank Miller's Sin City: The Making Of The Movie 一ツ橋ホール「シン・シティ」試写会。 予告編映像を見かけた時からずっと楽しみに待っていた作品!  グラフィック・ノベルズという新しいジャンルを作ったフランク・ミラー原作。 原作匁は読んでいないけれど、ロバート..... [Read More]

Tracked on 10/11/2005 23:40

» ★「シン・シティ」 [ひらりん的映画ブログ]
ブルース・ウィリスをはじめとしてひらりんが知ってる俳優が多数出演。 こりゃ楽しみだぞっ・・ということでチネチッタ川崎の無料券使ってタダ観してきました。 205年製作のクライム・アクション、124分もの。 あらすじ 罪と悪と裏切りの街=シン・シティ。 悪人は警察にも手が回せるロアーク一家。 三部構成になってるけど、 どの回も主役の男は罪を犯してでも愛するもののために死ぬ気で悪に立ち向かう。 ここ�... [Read More]

Tracked on 10/12/2005 03:34

» シンシティ  -劇場- [坂部千尋のsparrow diary]
 ”コミックは子供の娯楽”というアメコミの常識を破った大人向けコミック”シンシティ”の映画を観てきました{/kaeru_en2/}  この映画を千尋的にひと言で表すと{/kirakira/}男のロマン{/kirakira/}な映画{/hiyo_en2/}とびきりセクシーな女達と危険な街そして戦う理由とまさに男のロマンが詰まっていました{/kaeru_en1/}  でも暴力描写やスプラッターシーンが結構ハード{/kaeru_shock2/}なので�... [Read More]

Tracked on 10/13/2005 01:34

» SIN CITY 〜シン・シティ〜 [Webデザイナーが使うWebデザインのネタ帳『Key Person Q』]
SIN CITY 〜シン・シティ〜 http://www.sincity.jp/index2.html ★★★☆☆ 映画 FLASH 新時代アクション 黒バック 赤 リボルバーの弾倉を回転させてカチャリと装填するローディングモーションが気... [Read More]

Tracked on 10/13/2005 03:52

» 試写会「シン・シティ」。 [映画徒然日記。]
本日は、約一ヶ月振りに会う友達と「シン・シティ」の試写会を見る為にイザ会場へ!!場所は最近定番となっている新宿端の厚生年金会館へ★今回は、5時半からの開場という事もあり、並ぶ事もなくスムーズに入り、前回同様2階席へ。やっぱり2階席はどこでも見やすい上に、席....... [Read More]

Tracked on 10/13/2005 06:25

» シン・シティ [とつけむにゃー日々をテレッーと過ごす]
公開初日に彼女と見てきた。シンシティです。 “シンシティ”で巻き起こる3つのストーリー。それぞれは完全に独立していながらも、微妙な接点をもつ。どの話も共通しているのが愛をテーマにしていること。これほど分かりやすい展開はないというほど、単純に、そしてス....... [Read More]

Tracked on 10/13/2005 17:53

» 「シン・シティ」@九段会館 [旦那にはひ・み・つ (☆o☆)]
今日は秀君が休み、あーちゃんは仕事だったので秀君が先に行って席取りしてくれていたので通路に面した席で足が伸ばせてラッキーと思ったら。通路を挟んだ前の男性がめっちゃ座高の高い人。隣の女性と頭のてっぺんがあごの辺りに…おかげで字幕が読めない部分多発でちょっと辛かった…ちょっと高いくらいなら我慢するけど、頭一つくらい出るような長身ならもうちょっと…と思ったけど、それはまぁ、試写会だからがまんがまん。けど、その人が... [Read More]

Tracked on 10/15/2005 16:26

» シン・シティ(映画館) [ひるめし。]
この街では、愛さえも闘い CAST:ブルース・ウイリス/ミッキー・ローク/クライヴ・オーウェン/ジェシカ・アルバ/ベニチオ・デル・トロ/イライジャ・ウッド/ジョシュ・ハートネット/ブリタニー・マーフィ 他 アメコミの実写化ということで映像もモノクロでキャラの心境もナレーションで教えてくれるので本当に漫画を読んでいるような感覚。 とにかく斬新でした。所々に原色が出てい�... [Read More]

Tracked on 10/16/2005 15:04

» 罪 〜「シン・シティ」〜 [サナダ虫 〜解体中〜]
フランク・ミラー、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ監督作品、 ブルース・ウィルス主演の、映画 「シン・シティ」を観た。 “シン・シティ”でドンパチ。(何、この説明) 感想。 ①生きてると思ったら死んでたり、死んでると思ったら生きてたり。 ②うわぁ〜・・、あの黄色いの、本当にめちゃくちゃ臭そう・・。 ③あぁ、そういえば居たね。(ジョシュ・ハートネット�... [Read More]

Tracked on 10/16/2005 16:45

» #33:シン・シティ [*KAZZの呟き*]
KAZZのこの映画の評価  “前代未聞の刺激世界”との触れ込みで、全米No.1ヒットを記録したクライム・アクション超大作 とっても癖のある映画で楽しめました これもまた好き嫌いが非常に出る映画 英語版で、中国語字幕だったので意味を取り違えてるところが...... [Read More]

Tracked on 10/24/2005 16:06

» シンシティ [モルダーの独り言]
2005年 監督 フランク・ミラー    ロバート・ロドリゲス    クエンティン・タランティーノ(スペシャル・ゲスト監督) 出演 ブルース・ウィリス(ハーティガン)    ミッキー・ローク(マーヴ)    クライヴ・オーウェン(ドワイト)..... [Read More]

Tracked on 10/24/2005 19:00

» 「シン・シティ」を観ました。 [GOODNEWS]
「シン・シティ」(10月1日公開)を観ました。ハリウッドはアメコミからの映画化が盛んですが、この映画も人気のアメコミを映画化したものです。私はアメコミの世界は殆ど知りません。映画化される毎に、こう言うアメコミが人気なんだと知る訳ですが、この映画は他とは一...... [Read More]

Tracked on 10/29/2005 23:41

» シン・シティ [八ちゃんの日常空間]
最終日前日!映画サービスデーに休みと重ならなければ、観ないかと思っていたこの秋の話題作。もう、あちこちのブログで感想やレビューが語られているから、今更…って感じだけど、観てきた!観れて良かった! ワイルド! サスペンスだのスリラーだのバイオレンスという言...... [Read More]

Tracked on 11/06/2005 00:19

» シン・シティ [僕の中の世界]
 『シン・シティ』を観た。  全編ほとんどが白黒でところどころにカラーが使われているんだけれど、その赤や黄色がものすごくインパクトがある。  基本的にはバイオレンスが多いので、もし白黒じゃなかったらグロくて見れないくらいの残虐シーンもたくさんあった...... [Read More]

Tracked on 11/07/2005 14:50

» シン・シティ [シネクリシェ]
 ひとくちにいうと、タランティーノの映像詩とでもいうべきか。  ロドリゲスと原作者フランク・ミラーとの共同監督作品ということになっていますが [Read More]

Tracked on 11/15/2005 07:45

» シン・シティ [映画・DVD・映画館レビュー]
今回の紹介映画は、アメコミ原作のハードボイルドな感じの映画です。 シン・シティ この映画は最初はとっ付き難い映画かもしれませんが、かなりの傑作だと思います。 好き嫌いが分かれるかも知れませんが、モノクロに1つの色を際出させた演出、それぞれの主人公がカッコよくて何度観ても素晴らしい演出の映画だと思います。 この映画の見所は、3つのストーリーが複雑に絡み合い、最後に全てのストーリーが繋がり、今まで観て来た3つのストーリーの謎や繋がりが判明するという映画自体の構成と斬新な演出の数々です... [Read More]

Tracked on 05/14/2007 06:56

« 人気者になるには?―「となりのサインフェルド」― | Main | 映画で学ぶ、わかりやすくする方法 »