あずみ2 Death or Love
金子修介監督/2005年/日本/112分
原作:小山ゆう『あずみ』(小学館「ビックコミックスペリオール」掲載)
●時代という森に取り残されて迷子になったモーレツ社員の悲哀。内容
とターゲット層がズレている。「どこいくんですかゲーム」ではいまさら感
がぬぐえない。上戸彩がきれいに撮れている。唯一栗山千明だけが
余韻のある存在感を示している。
Story(ストーリー)
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関ヶ原以後、徳川の刺客となって豊臣方の有力大名の命を奪う使命をおびたあずみ。使命を果す過程で生き残ったながらと共に最後の標的、真田昌幸を狙うある日、あずみは夜盗軍団のひとり、銀角に出会う。初恋の相手なちにそっくりな銀角に心ゆれるあずみ。
一方、真田昌幸は上野甲賀衆を使ってあずみを討とうとしつつ、さらに徳川重鎮の南光坊天海をも討とうと軍勢を動かす。
Main Character(主な登場人物)
―――――――――――――――――――――
△あずみ
少女。刺客
△ながら
少年。刺客。あずみの仲間
△こずえ
少女。くの一
△銀角/なち
銀角→夜盗団のひとり
なち→あずみのかつての仲間で初恋の相手
△井上勘兵衛
戦国武将加藤清正に仕官していた男。
主君の仇を打つため、鉄の熊手のような武器を使う羅刹鴉団(らせつが
らすだん)を率いてあずみを狙う。
△南光坊天海
徳川方の高僧
△空如
上野甲賀衆くの一。剣先がふたつに分かれ二刀流になる双葉操接鎌
(ふたばそう せつれん)という武器を使う。
△真田昌幸
豊臣方の戦国武将(大名)
△六波
上野甲賀忍。空如の配下
△土蜘蛛
上野甲賀忍。空如の配下
コメント・レビュー(Comments・Review)(論評、批評、意見)
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●時代という森に取り残されて迷子になったモーレツ社員の悲哀。
内容とターゲット層がズレている。「どこいくんですかゲーム」では
いまさら感がぬぐえない。上戸彩がきれいに撮れている。唯一
栗山千明だけが余韻のある存在感を示している。
‡ 使命があるのはじつは楽? ‡
あずみたちは幼い頃から、戦のない世の中をつくるために豊臣方の有力大名を暗殺することが使命だと教えられて、山の中で剣術や忍びの技術を磨いてきました。
物心ついたときから将来やるべきこと(暗殺)といまやるべきこと(剣術・体鍛錬)があるというのは、ある意味とても楽なのです。
ほら、例えばキャンプに参加して「君はテント班、君は料理班、君は釣り班」と決められたほうがなにかとやりやすいってあるでしょ。信頼できるリーダーに指示してもらい、使命を見事に果たしたらご褒美をもらえて誉めてもらえる。それでグループ内での自分の評判もよくなる。ほらこれって悪くないでしょ。
‡ 読者を惹きつける、原作者のすごい技 ‡
さらにあずみたちは一緒に鍛錬をつんできた仲間のうちで、一番仲がいい相手と戦って倒してまでして使命を果すことの大切さを身に沁み込まされています。原作でのこのシーンはたしか1巻にあるのですが、まさに「あッ!」という強いインパクトがあります。ここで読者はあずみというキャラクターにのめり込んで、彼女の行く末を知りたくなり、2巻、3巻と手を伸ばしてしまう、そんな見事な部分なのです。これは原作者小山ゆう氏のものすごい技で、当然映画でもここを最大限利用しようと、脚本の核にこれをとり入れています。
‡ 悩んで考えるあずみ ‡
あずみに剣術を教えた爺(小幡月斎)が亡くなっても、使命は終わりません。これまでの使命を果す過程で亡くなった仲間のためにも自分が使命を果さなければ!と考えるるあずみ。そんな彼女も前作では大道芸人一座の娘・たえと出会って刺客以外の道を考えたり、今作では初恋の相手「なち」にそっくりな銀角と出会い、彼と一緒にいたいという気持も芽生えたりするのですが、刺客以外に生きる術を知らないあずみは、亡くなった爺や仲間たちのためにも使命を果すしかないと考えるのです。でも銀角たちが言うように、自分は時の権力者にうまいこと(平和な世の中のためと)言われて利用されて一番バカをみせれているだけではいのか、自分の道を歩いてもいいのではいかともふと思います。そもそも自分の道ってなに? 自分がしなけければならないのは、亡くなった仲間の思い受け継ぐこと。仲間の思いは……そう、使命を果すことだ。
使命を果すってところに戻ってきてしまいました。無理もありません。あずみは幼い頃からそれしか知らない境遇で育ってきましたから。それでも必死に考え悩むあずみでした。
‡ 上戸彩だからいい ‡
こうして考え悩むのが上戸彩だからまだいいんです。本来こういった悲哀の底にいるのはかつてのモーレツ社員(←死語?)です。そんなオジさんの悲哀なんて大抵の人は観たくありません。それを映画にするにはそれなりの仕掛けと技術が必要です。参考になるのは「たそがれ清兵衛」(作品レビュー)ですね。
上戸彩は今もっとも売れていると言われるアイドルです。金八先生ドラマで難しい役を演じて一躍注目されました。彼女は俳優としても光るものを持っているのですが、それは映画「あずみ」ではあまり発揮されていません。ほかのジャンルの作品で輝くのではいかと思います。
でもでも、若くて綺麗でかわいいというのはそれだけでパワーをもっています。スクリーンに映るだけでOKと思わせてしまうものがあります(もちろん好みによります)。
‡ 内容とターゲット層がズレている ‡
というわけで「あずみ」の内容というのは「たそがれ清兵衛」なんです。
内容からすると本来ターゲットとすべきは「たそがれ清兵衛」を観る層なんです。でも「あずみ2」はアイドル映画という位置付けとしてみられています。ならば若者層(10代~20代)に合う内容かというと……少々古いですね。
‡ 「どこいくんですか」っていまさら感が…… ‡
作品の最後、使命を果したあずみが、ほかの登場人物たちから離れてひとり歩いていきます。するとだれかが「あずみ~どこいこうとしてるんだよ~」といったかんじで叫びます。
使命を果した後、どこいくんですか?っていくら時代劇だからって、テーマやメッセージが古すぎやしませんか。
高度経済成長期、紅白歌合戦が高視聴率を叩き出し、演歌を聴きながらがむしゃらにがんばったモーレツ社員。時代は変わって彼らの活躍の場はなくなった(使命を果した)元成績トップのモーレツ社員。さぁこれからどうしようか? そんなとき郵便受けには、3軒目の和食屋のオープンを知らせる知人からのはがきが。彼は同期入社だったが数年で辞めた元同僚――。
みんなが求めているのは新しいモデルなんです。今を必死に生きる主人公の姿を観たいんです。クリント・イーストウッドだっておじいちゃんになってもあんなにがんばってすっごくカッコイイ。「ミリオンダラーベイビー」でアカデミー賞も獲りました☆
日本映画「下妻物語」(作品レビュー)の登場人物はそれぞれ自分の道を歩んでいるのが当たり前で、まったく異なる二人が出会うところから物語がはじまります。
「あずみ2」ではラスト1分でやっと自分の道を探しはじめるのかも。というところです。まだそんなころに! って若者層をターゲットにしているとしたら、テーマやメッセージに「いまさら感」がぬぐえません(「たそがれ清兵衛」よりは一歩先歩いてますケド)。
遅れていると気づいた人はもう走りはじめていますよ☆
‡ 3つのうち、ひとつはほしい ‡
「キャラクターへの感情移入」「リアリティ」「俳優の魅力」
この3つのどれかひとつがあれば、そこそこの満足を得られる可能性が高くなります。もちろん3つすべて揃えば最高です。
「キャラクターへの感情移入」
刺客って知り合いにいます? 普通はいませんよね。だから感情移入しずらいという意見もあります。でもそうじゃない。あずみはかわいい顔してモーレツ社員の代表なんです。あずみのキャラクターに感情移入しやすいのはモーレツ系だったサラリーマンのおじさまたち。先にも言いましたが「あずみ2」はアイドル映画だと思われていますから、作品のスタートで既に一番感移入しやすい層を逃してしまっています。
‡ リアリティの薄さ ‡
時代劇ファンはいます。時代劇というだけでとりあえず観てみよういう方への最低限の礼儀を忘れてはいけません。時代劇ファンだってたいていの人はそんなに細かいことは気にしません。おおらかに受け入れてくれます。でも、あまりにリアリティがないと、時代劇とさえ認めてくれないでしょう。
「あずみ2」は時代劇というジャンルにはくくれないのかもしれませんが、とりあえず「薄さの原因」をいくつかあげてみましょう。
あずみたちは刺客です。どっちかっていうと隠密行動が基本。でもあずみは少女なのに太刀を腰に刺しています。かなり目立ちます。原作ではその目立つところを利用して仲間と連携して情報を集めたり、作戦を展開していきます。でも映画では食料の買出しのために飲み屋に行くにも太刀を差していきます。
作品のセットアップで「あずみ」と「ながら」は敵の羅刹鴉団に追われています。森の中を走っていくあずみたち。すると森が途切れて断崖絶壁に出てしまいます。いきなり背水の陣です。あずみのことだ、これもなにか作戦があってのことのはず。……残念、行き当たりばったりでした。普通に窮地に追い込まれていたのはいかがなものか。
甲冑で武装した軍勢にひとりで斬り込むあずみ。おそらく敵の注意を自分に集めて側面から伏兵が攻撃するのだろう。……そんな作戦はありませんでした!
原作では宿場町でのいわゆる「100人斬り」というすごい見せ場があります。これだって本来ならば戦力を考えてひとりでは挑みませんが、このときあずみは大事な仲間をむごい拷問かなのかで殺されたことで、かなり感情的になっていました。なのでいつもは息ひとつ切らさないあずみも次から次に敵を斬り倒しながらも、さすがにハァハァと呼吸が荒くなり、汗を掻いて苦しい表情を浮かべつつ、仲間を失った怒りも混じった複雑な表情を見せるのです。
原作はほんとうにすばらしいですよ。
敵将を討ち取ったり~! おもむろに刀を鞘に収めるあずみ。あれ!斬った相手は血みどろなのに、あずみの刀に血が一滴もついてないよ~。
あずみ弱くなった? というのは敵の刀を刀で受けてばかりなのです。原作によるとあずみが会得した剣術は暗殺のために確実に相手を仕留めるもの。そのためには敵との戦いでは極力相手の刀を刀で受けないこと。なぜなら刃こぼれして切れ味が悪くなるからです。ほら「七人の侍」でも野武士を迎え撃つために村の地面にいくつもの刀を差して準備しておいたでしょ。あれはたとえ刀を刀で受けずに相手の体だけを斬ることができたとしても、2,3人も斬ればもう棒きれとおなじで叩き付けるぐらいしかダメージを与えられないからです。次々と新しい刀に持ちかえて戦う必要があるからです。刀をたくさん用意するというのは小人数で多人数を相手に戦うための準備なのです。
あずみたちは相手の急所を一撃で斬る訓練を日々してきました。一撃必殺。そのあたりは薩摩示現流の精神(チェストー! と叫んで一撃に全てをかける剣術流派。西郷隆盛、中村半次郎〈人斬り半次郎〉が使う)に近いですね。
俳優の後ろに映っているエキストラの足軽がお口半開きで、ロケ弁当まだかなぁ。そう見えたのは私だけ……?
それもこれもアイドルイメージビデオだから上戸彩がきれいに撮れればそれでOKなので、あえてリアリティがないようにするという一種の「演出」なのでしょう。
‡ 俳優のみどころ ‡
くの一こずえ役の栗山千明が味のある存在感を出しています。あずみの仲間を討ち取った後の仕草が余韻を残していて、そこだけが強く印象に残ります。これは俳優の力です。主人公の上戸彩よりもキャラクターに厚みがありますね。原作はキャラクター重視で描かれていますから、そういった意味では栗山千明だけが原作に近いといえます。
キャラクターを際立たせるために髪を金髪にしてしまった真田昌幸爺ちゃんと対比されて栗山千明はずいぶん得をしています。彼女はクェンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル vol1」に出演していますから、俳優としてのオーラと運を兼ね揃えているのかもしれませんね。
そのこずえにしても、ターゲットとする人物が目の前にいる絶好のチャンスにもかかわず、まず護衛兵を倒すんです。それであずみたちに気付かれちゃいます。このあたりはもう少し工夫してほしかったですね。
‡ 前作に比べると落ち着いた ‡
「あずみ2」では登場人物の内面をじっくり描こうとしています。原作では小山ゆう氏の持ち味であるキャラクター造形がしっかりしているので、内面もストーリーも連動して出来上がっていくのですが、映画ではうまくいきませんでしたね。
前作ではアクションが得意(特異)な北村龍平監督によってアクションシーンをいかに撮るかに重点が置かれていました。これは原作者小山ゆう氏の「あずみ」ではアクションシーンを沢山描きたいという思いを忠実に映画化しようという意味ではまちがっていませんでした。しかし北村龍平監督はドラマやペース配分は苦手なようです。そのため登場人物の内面が描けていないという批評がありました。
そこで今回は登場人物の内面をじっくり描こうということになり、その他東宝ゴジラ撮影等の理由もあってか、監督が交代しています。
前作と比べるとずいぶんペースが落ち着きましたが、その分アクションは戦隊モノとほとんど変わりません。着ぐるみっぽい姿の「中ボス」がショッカーのような忍び軍団を従えて特殊武器で襲ってくる。その繰り返しです。高島礼子演じるくの一空如の甲冑デザインって……戦隊モノでしか観たことないですから~。
‡ その他 ‡
TBSは映画事情に力を入れていますから、映画事業が好調なフジテレビを横目にしつつ、ぜひとも映画をヒットさせたい。そこで主に人気漫画を映画化しています。すでに人気のある漫画原作を映画にするのは新たに企画するよりも大変ではないかと思います。そうはいっても日本では漫画家ほどエンタテイメントの極意を知って使いこなしている人はいませんから、頼りたくなるのも無理はありませんね。
いまやTBSの顔となった感のある安住紳一郎アナウンサーもワンカットだけ出演しています。一言セリフもあります。ちゃんと観てないと見逃しちゃうぞ。彼を見るとなぜか頬が弛みます。なにげにしっかりキャラクターが立ってるよ安住クン☆でも「安住」と「あずみ」ってダジャレですから。やっちゃった(>_<) 「安住2」ってタイトルにかえる?笑
子役で有名だった前田姉妹のひとり、前田愛もチョイと出演しています。
若者をターゲットにしているならば、ちょっと観客をバカにしすぎかもしれないですね。内容はズレてるし、メッセージは少々古いし、最低限のリアリティはないし……。
上戸彩はどんなシーンでも綺麗に髪が整っています。上戸彩イメージビデオとしては豪華です。きれいな女の子が出ているだけでとりあずはOKでしょ。
ながら役の石垣佑磨も銀角/なち役の小栗旬もかっこいいですよ。小栗クンは左利きとか。左利きならではのアクションを披露しているらしいぞ。
原作では特殊能力を活かしたキャラクターが活躍します。例えば、一度見た相手ならどんな変装でも見抜く能力をもった青年。戦国時代末期に写真やビデオカメラなんてありませんからこういう特殊能力はあずみたちの行動には重宝するんです。ターゲットを確認するのは重要なことですから。
あずみの剣術に限りませんが、大事なのは能力の使い方です。あずみもその身体能力と原作に描かれている作戦指揮能力を持ってすれば如何様にも生きいていけます。考え方ひとつで無限に広がる可能性。これがこの作品のよいところです。
それもこれもすべて原作に描かれています。
原作が良すぎるのかな……?
作品にリアリティを求める方には向きません。いわゆる時代劇とは違います。原作とは別物と考えたほうがよいでしょう。
戦隊モノが好きな方。上戸彩、栗山千明、石垣佑磨、小栗旬のファンの方は楽しめます。
上戸彩はもちろんいいけど、原作「あずみ」により近いとなると、吉岡美穂版「あずみ」はどうでしょう。ぜひ観てみたいな。意外とハマリ役だと思うよ。
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おすすめレビュー
(風のままに)さん 「あずみ2 Death or Love」
(ラムネっちシアター)さん 「あずみ2」
(まつさんの映画伝道師)さん「あずみ2 Death or Love」
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Comments
はじめまして
あずみはいろんな人が言ってるように栗山千明の方がイメージ近くないですか?
あと、舞台で黒木メイサがあずみ役やるそうですが彼女もイメージ通りのような。
でも原作と実写は別と考えれば上戸もいいかなと。
Posted by: りこ | 04/02/2005 22:32
>りこさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
上戸彩は前作の北村監督たっての希望で決ったらしい
ですよ。
栗山千明もあずみっぽいかも。ちょっとだけベッキー
に似てたよ。
舞台では黒木メイサですか。彼女ってたしか沖縄出身
でエキゾチックな雰囲気があるから、原作のあずみも
異国の少女っぽい設定なので合いそうですね。それに
上戸彩よりも体格的にもたくましそう。舞台のほうが
うまくいきそうですね。
Posted by: わかスト@管理人 | 04/02/2005 22:59
熱き「あずみ」論、面白く拝見いたしました。原作は描写表現に好き嫌いはあると思いますが、ストーリー構成は凄いですよね。
ちなみに吉岡美穂版「あずみ」大賛成です。シルエットや立ち姿が近いと思う。天然ボケが売りですが、黙っているといい表情しますもん。「俺は鰯だ」の中国女とか「巌流島」とか好演してましたから納得です。
Posted by: まつさん | 04/10/2005 20:16
>まつさん
こんにちは。いつもお世話になってます☆
まつさんのレビューも読みました。「速さ」の
お話、いいですね!
上戸彩は前作よりのびのびしている感はあ
りましたね。
吉岡美穂版ご賛同に感謝!ですよね、イメ
ージぴったしなんですよ。天然っぽいなかに
あってひとたび剣をもつとキリリ!ってなるギ
ャップがかなりいいと思います☆
Posted by: わかスト@管理人 | 04/11/2005 21:07
はじめまして、minaです。
すごく参考になりました。
>原作はほんとうにすばらしいですよ
わたしもそう思います。
時代を代表する名作と言っても過言ではない、あの原作を映像化するのは、なかなか困難な作業なのでしょうね。
Posted by: mina | 10/29/2005 07:45
>minaさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、原作がいいのでその映像化はハードルが高くなっちゃいますよね。オリジナル脚本で上戸彩主演の時代劇というのがあったらそれも観てみたい気がします。
上戸彩ちゃんは鋭い見識眼をもっているように思います。上戸彩が選ぶベスト芸人10みたいな番組で、彼女の選んだ1位の芸人さんが劇団ひとりだったことには驚きました。私も劇団ひとりさんのスゴさに魅了されていて、彼についての無料レポートを書きたいぐらいですので。今後ともよろしくです☆
Posted by: わかスト@管理人たか | 10/30/2005 10:29