結論を先に。「またぎ」
〈カテゴリ:わかりやすい日本語で(Plain Japanese)〉
〔1〕例文
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〈状況〉
急の要請があり、目的地へ車で移動中、分かれ道にさしかかった。
相棒が車を降り、通りかかった地元の人に道を訊きいて戻ってきた。
私
「目的地へは、どっちの道へ行けばいいって?」
相棒
「途中までは行けるらしいんだけど、この時期ってほら、雪が降るんだよ。
つまり11月から翌年3月の間は積雪のため車両通行止めになる道が
この先にあるんだってさ」
私
「…………」
相棒
「ん? どした?」
私
「……それで、どっちの道へ行けばいいんだい?」
〔2〕問題点
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⇒結論がない
〔3〕解説
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結論を先に。
〔4〕書き直し(リライト)例
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〈状況〉
急の要請があり、目的地へ車で移動中、分かれ道にさしかかった。
相棒が車を降り、通りかかった地元の人に道を訊きいて戻ってきた。
私
「目的地へは、どっちの道へ行けばいいって?」
相棒
「左の道はヤバイらしい」
私
「了解」
車は右の道を走りはじめる。
相棒
「聞いたところによると、左の道はしばらく行くと冬の間は車両通行止めに
なるらしい。雪のためだ。それに、つい最近、冬眠から覚めちまった熊が
出たんだってさ」
急ブレーキがかかる
相棒
「うわぁ! なんだよ急に」
私
「……お・れ・た・ち……」
相棒
「TIM?」
私
「『またぎ』やっ!」
注:またぎ=猟師
注:TIM=お笑い芸人のコンビ名
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