ふりがな(ルビ)をふる
〈カテゴリー:わかりやすく(読物)〉
もし、わかりやすい文にしたいなら、漢字にふりがな(ルビ)をふることを考
えてみましょう。
書き手にとってはあたりまえに使っている漢字であっても、読み手にとって
は馴染みがないことがあります。
読み手は、文を黙読するとき、たとえ読み方がわからない漢字があっても、そ
の意味を推測してくれることがあります。この作業ができるのは、漢字が表意
文字だからです。漢字の「文字としての形」を見て、なんとなく意味を推測し
てくれるのです。
しかし、読み手が文を音読しようとするとき、読み方がわからない漢字がある
と、続きを読み進めていく気力を失ってしまうかもしれません。
文にふりがな(ルビ)をふると、なんだか、読み手に失礼だと思ってしまうこ
ともあるでしょう。
でも読んでもらわなけれければ、はじまりません。読んで理解してもらわなけ
ればいけないのです。
「読みやすさ」や「わかりやすさ」を心掛けるならば、漢字にふりがな(ルビ)
をふりましょう。
☆漢字にふりがな(ルビ)をふる
☆人は、文中に使われている漢字が読めない場合、その文全体を読みにくいと
感じる
☆人は、読みにくいものを「わかりにくい文だ」と感じる
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