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11/18/2004

接続詞をうまく使う

〈カテゴリー:わかりやすく(読物)〉

あたらしい文を読みはじめるとき、文の内容についてなんらかの予備知識を得
ことができれば、スムーズに理解しやすくなります。

接続詞をうまく使うことがなぜ有効か。それは短い文と文との関係をあらわす
「つなぎ方」として、接続詞は大きな働きをする
からです。
(短い文を書くことは、わかりやすい文にするための基本です。)

例文
「昨晩から大雨になったが、裏山の崖の地盤が弛んで一部が崩落していた」

「大雨になったが」というように、「が」を使って続けているので、それが逆
接なのか順接なのかわかりません。
こうった場合、たいていは逆接だと推測し
ます。しかし、後に続く文を読んでいくと「崖の一部が崩落していた」となっ
ているので、この文は順接だとわかります。
こういった思考経路は、読み手を疲れさせます。

リライト例(順接)
「以前から裏山の地盤が弛んでいた。そこに昨晩から大雨が降った。すると崖
の一部が崩落した」

リライト例(逆接)
「以前から裏山の地盤が弛んでいた。そこに昨晩から大雨が振った。しかし、
崖はどこも崩落しなかった」

☆接続詞は、書き手が展開していく論旨の方向を、読み手に早い段階で直接的
 に伝える手段です

☆「が」を連続して使わない。「が」は「順接」にも「逆接」にも使われるから
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