Purpose
[Purpose(Topicをどうすることを目的とするのか? 何をするのか?]
◇明確な主題(Topic)をもとに、目的を設定する
◇設定した目的を達成する方法を決める
◇だれかになにかを伝えたいとき、主題、目的、方法を紙に書いてみる
◇相手にとって馴染みのある例を用いる
Purpose(Topicをどうすることを目的とするのか? 何をするのか?)
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主題「わかりやすい日本語」について、どうするのか? 何をするのか?
それは「わかりやすく、よみやすい、明快な文にすること」と「わかりやすく、
よみやすい、明快な文にするためにはどう書けばよいのか。そのための心構え
をさまざまな例を用いてお話しすること」です。
(明快な文とは? ⇒すじが通っていて、一読すればすぐわかり、二通りの意
味にとるところのない文章)
●映画作品「ファインディング・ニモ」を例にみてみましょう。
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「親子愛」という主題(Topic)を、どのような物語形式で描くか。どのよう
な映像表現方法で描くか。どのような作品設計図を用いて描くのか。
「親子の絆」や「親子の愛」の大切さやすばらしさといったメッセージを多
くの人々に届けたい。
そのために何をするのか。
・物語の力を使ってメッセージを伝える
・登場キャラクターを人間に限らない(例:魚)
・いままでみたことない世界を舞台にする(例:海の中)
どんなにすばらしい価値のある主題でも、それが伝わらなければはじまりま
せん。より伝わりやすくするためには、シンプルに主題と目的と方法を決め
るとよい。
◇明確な主題(Topic)をもとに、目的を設定する。
◇設定した目的を達成する方法を決める。
目的⇒「親子の絆」や「親子の愛」の大切さやすばらしさを多くの人に伝える
方法⇒いままでだれも観た事がない世界を舞台に、ユニークなキャラクターが
を起用する。
●旅行計画の例で考えてみましょう
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主題「新撰組副長土方歳三の活躍~京都編~」
目的「京都での土方歳三の足跡(史跡)を巡る」
方法「自転車で史跡をめぐる」
なにについてのか、なにをするのか、どうやるのか。この3つが簡潔であれ
ばあるほどよい。シンプルな軸を中心に、ほかにオプショナルツアーを付け
ることもできる。
だれかになにかを伝えたいとき、主題、目的、方法を紙に書いてみることだ。
紙に書いてその文章を視覚的に見たり、文章を口に出して聴覚的に聞いたり
することで、頭の中で考えていたときには気がつかなかったことを発見する
ことがあるからだ。
頭の中にある事柄を紙に書く、読む、または人に話すことは、「考え」を客
観的にみつめるという、とても有効な方法なのだ。
こういった作業をしっかり行なえば、あなたの話を聞く人は、少ない負担で
内容を理解することができるようになる。
本当に賢いといわれる人は、むずかしい事柄をわかりやすく説明できるのだ。
わざと難しい言葉を使おうとすればするほど、「あの人は頭が悪いと思われ
たくないのだろう」と人々に思われてしまう。そして、二度とあの人の話を
聞きたくないとさえ思ってしまうかもしれない。
難しい言葉を使う代わりに、相手にとって馴染みのある例を用いて話すとよ
い。それぞれの社会的、年齢的階層(グループ)に共通する、馴染みある例
を、適切にわかりやすく用いるのだ。
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Comments
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Posted by: free music maker download | 02/27/2015 11:21