ローレライ(LORELEI)
樋口真嗣監督/2005年/日本/128分
原作:福井晴敏(※)『終戦のローレライ』
物語の紹介
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太平洋戦争末期の1945年8月。超高感度水中探索装置を搭載した
伊-507潜水艦はアメリカ合衆国太平洋艦隊の防衛網を突破して、
原子爆弾の日本落下を阻止します。
主な登場人物の紹介
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△絹見真一(まさみしんいち)
海軍少佐。伊-507潜水艦艦長。
△折笠征人(おりがさゆきと)
一曹。特殊潜航艇(N式)正操舵手
△木崎茂房(きざきしげふさ)
大尉。絹見少佐の部下。
△パウラ・A・エフナー
少女。日系ドイツ人。
△朝倉良橘(あさくらりょうきつ)
大佐。独断で伊-507潜水艦出航の命令を下す。
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▽伊-507
潜水艦。1934年フランスで建造。1942年に米船と衝突。ドイツ
軍が接収して改造する。1945年ドイツ降伏後に大日本帝國海
軍が接収する。
▽N式潜水艇
伊-507に装備される特殊潜航艇。
▽ローレライ・システム
超高感度水中探索装置。海域の地形、艦隊配置、方位、距離、
速度を立体画像にできる。
作品案内(ガイド)
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【おおまかに言うとどんな作品?】
「生き残る」を合言葉にしたアニメ風な乗物劇です。
【見どころ・特徴は?】
○潜水艦に少女が乗っている!
男たちの世界になんと女の子が登場します。現代では女性自衛官も
めずらしくありませんが、第二次大戦時に女性が潜水艦に乗艦する
というのはありえません。
でも実は、ありえない設定の数々がこの作品の「売り」となってい
す。そういうわけですので「ありえないよそれ」「うっそぉ!」と
ワイワイ言いながら楽しむというのが「ローレライ」のひとつの観
方です。
ちなみに潜水艦に乗っている少女だけが「ローレライシステム」を
動かすことができます。
○70年代~80年代の人気アニメーションのパロディ
「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」といったアニメを知って
いるとより「ローレライ」を楽しめます。なぜなら「ローレライ」
の原作者の福井晴敏(※)さんはいわゆる「ガンダム世代」といっ
て、子供の頃に上記のアニメを見て育った方だからです。
また少女が着る服のデザインを「機動戦士ガンダム」のメカデザイ
ンをしていた人が担当しています。
○アニメーションっぽい映像
一応実写の作品なのですが、潜水艦をはじめ駆逐艦等はCGや特撮で
描かれています。本物の戦艦や潜水艦は使っていないようです。登
場人物は皆ほんものの俳優さんたちです。例えるならアニメっぽい
世界に生身の人間が迷い込んだみたいな不思議な雰囲気に満ちてい
ます。
【まとめると?】
おもちゃの戦争ごっこです。
いわゆる「戦争映画」ではありません。戦争を題材にした出し物と
いった雰囲気の作品です。あくまでお遊びの乗物劇として観たほう
がよいでしょう。
アニメが好きなら、いろいろな解釈ができて楽しめます。
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※福井晴敏(Harutoshi Fukui)
作家。1968年東京都墨田区生まれ。1998年『Twelve Y. O.』で第
44回江戸川乱歩賞を受賞。1999年『亡国のイージス』で第2回大
藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞日本軍大賞を受賞。さら
に2000年に同作品が第53回日本推理作家協会賞長篇を受賞。2003
年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日
本冒険小説協会大賞日本軍大賞を受賞。
『戦国自衛隊1549(原案:半村良氏)』、『亡国のイージス』
が映画公開予定(2005年3月現在)
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「ローレライ(LORELEI)」作品レビュー
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