人気者の隣人といえばクレイマー!
マイケル・リチャーズときいてピンときた方。
あなたはかなりのアメリカンドラマ通でしょう。
彼はドラマ『となりのサインフェルド』でサインフェルドの隣人クレイマー役を演じている役者さんです。
ところで『となりのサインフェルド』って?
米NBC局で1990年から1998年まで放送されて大ヒットしたアメリカンコメディドラマのことです。いわゆるシット・コムです。アメリカ合衆国のドラマでよくみられるもので、スタジオ撮りで観客の笑い声が入る形式を基本とするドラマのひとつです。
なぜ大ヒットしたのか?
ひとことで言うなら、たいしてストーリーがないから(少なくとも初期は)。
ドラマなのにストーリーがない?
ないことはないのだけど、いわゆる「優等生的なドラマの王道」とは正反対のような番組なのだ。
主人公が困難に直面して、家族や友人の助けを得て、愛と勇気をもってそれを克服してハッピーエンド。
そ~んなストーリーづくりの教科書なんて、千切って鼻でもかんじゃえ!☆っていうぐらい衝撃(笑劇)的なドラマなんです。
だって「となりのサインフェルド」の登場人物たちはあまり「成長」しません。身長が伸びるとか、髪が伸びるとか(「薄め」の愛すべき登場人物ジョージよ、ごめん(>_<))いう「成長」ではなく、人間としてたいして「成長」しないんです(長い目でみればしているかも)
。
たいていの映画やドラマのはじめと終わりでは、主人公をはじめとする主要な登場人物たちは変化(成長)しています。
困難に立ち向かってそれを克服することで、はじめとは全く別の人間になっていればいるほどそのストーリーは劇的であり、成功だとされてきた(されている)のです。
ところが「となりのサインフェルド」の登場人物たちは、いつもしょ~もない些細なことをああでもないこうでもないと口論してドタバタしています。
それってだれかの日常に似ているかも。(え? オイラの日常?)
朝起きたら窓の外にUFOが! 玄関のチャイムで扉を開けたら国王の使いと名乗る騎士が「実はあなたは○○王国の王子(お姫)様なのです!」
な~んてことはまずありません。
駐車場を探しまわったり、車をどこに停めたかわすれちゃったり、乗った電車が停電かなにかで止っちゃったり……。
そんな日常をちょっとズラしてみれば、あっという間にお笑いのネタになってしまうということを「となりのサインフェルド」は気づかせてくれるんだ。
笑いとうのは、実は身近な日常から生まれるんだね。
それまでモノクロに見えていた砂漠が、カラフルな花咲く高原にみえるかもしれないよ。
それでマイケル・リチャーズがどうしたって?
彼が演じるクレイマーは、ニューヨーク在住のコメディアンであるジェリー・サインフェルドの住むアパートのお隣さんなんだ。
彼はしょっちゅうジェリーの部屋に遠慮なくやってきては食べ物を分けてもらったり、日用品を借りたりするんだ。
ずいぶん変わったお隣さんだなぁと思って観ているうちに、いつしかクレイマーが登場しただけでワクワクしてしまう。
登場しただけでね!
そういえば日本の芸人コンビのアンガールズもそうだね。彼らが登場しただけで、なぜか笑みがこぼれてしまう。
そんなアンガールズもびっくり(するかもしれない)の独特のオーラを持っているのが「となりのサインフェルド」のクレイマーなんだ。
実はクレイマー役のマイケル・リチャーズは名ドラマの主役候補になっていたんだ!
どんな名ドラマかって?
それはここに詳しく書いてあるよ
「となりのサインフェルド」はもちろんジェリー・サインフェルドが主役だけど、実は彼だけが主役じゃないんだ。ジェリーの友人たち、ジョージ、エレイン、そしてクレイマーも主役といえるんだ。
実際に、ジョージやエレインがメインとなっているエピソードだってあるぐらいさ。
「となりのサインフェルド」は、お約束のドラマを見飽きた人や芸人の頭の中を除いてみたい人にオススメだ。
ストーリーの紹介や登場人物の紹介はこちら
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